本テストでは乗っていないが、ミドル・グレードのアセンタの30kWhのモデルは、オート・エアコン、バック・カメラ、7.0インチ・インフォテインメント／ナビ、周囲の充電スタンドを知らせてくれたり、スマホやPCからエアコンを操作できる日産コネクトが標準。

テクナでは、ボーズ製9スピーカー、17インチ・アロイ・ホイール、LEDヘッドライト、ヒーターつき前後シート、ミラー・ヒーターも標準となる。

■「買い」か?

航続可能距離の延長は、多くのユーザーにとってアピール・ポイントとなるだろうが、カタログに250kmと書かれていた場合、実際の距離は190kmと少し程度だということを肝に命じていた方がいいだろう。

市街地のユーザーが多いことを考えると、乗り心地の良さもリーフの強みだといえる。さらに英国内ではEVの充電設備も充実してきたという追い風も吹いている。

もちろんEVはいまだニッチ製品ではあるが、決心がついているならば「買い」。それも、以前に増して「買い」だ。

(へマル・ ミストリー)

日産リーフ30kWh テクナ

価格	£24,490(414万円)
最高速度	145km/h
0-100km/h加速	11.5秒
航続可能距離	250km
CO2排出量	0g/km
乾燥重量	1516kg
エンジン	モーター
最高出力	109ps/3000-10000rpm
最大トルク	25.9kg-m/0-3000rpm
ギアボックス	シングル・スピード