トヨタ・プリウスPHV

公開 : 2016.09.03 05:50  更新 : 2017.05.29 18:47

■どんなクルマ?

4代目プリウスのラインアップに、巧くいけば今年中にPHV=プラグイン・ハイブリッド・モデルが加わるのではないかと見られているが、トヨタはそのプロトタイプの試乗会を8月、袖ケ浦フォレスト・レースウェイで開いた。はて、いわゆるエコカーの試乗会をサーキットを舞台にして開くとはどういうことなのか?

ひとつはプロトタイプゆえに公道で走れないためだと思うが、実際にドライビングしてみたら、他にも理由のあることが分かった。それについては後ほど書くとして、新型プリウスPHVとはいかなるクルマかというと、パワートレインに関して大きくいえば、先代プリウスPHVの発展型といえる。

PHVとはいうまでもなく、ハイブリッド・カーにEVの機能を加えたモデルで、ある程度の距離はガソリン・エンジンを使わず、電気モーターだけで走れるのが最大の特徴となる。で、そのEV状態の走行距離が、先代の26.4kmから60km以上へと、大幅に伸びた。これがまず、新型の最大のポイントだといえよう。

それが達成された要因をザックリといえば、大容量リチウム・イオン・バッテリーの塔載と、PHVシステム全体の効率向上、といったところにあるという。さらに、EV走行時の最高速も、先代の100km/hに対して135km/hに上がっているというから、EV状態におけるパフォーマンスも大きく進化しているわけだ。

しかも新型は、EV走行用エネルギーの一部を太陽光でまかなうためのソーラー充電システムを、量産車として世界で初めて開発、それをオプションに設定する予定だ。それをルーフに装着することで、状況に応じて12Vバッテリーもしくは駆動用バッテリーに送電、結果として駆動用バッテリーの電力消費を抑えることになる。

 
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