ミニ・クーパーSワークス210

公開 : 2016.10.17 05:50  更新 : 2017.05.29 19:14

■どんな感じ?

まずはじめに感じるのは、エグゾースト・ノートのうるささである。従来のスポーツ・エグゾーストと異なり、ブルートゥースで接続されるリモコンでバルブを開閉できるのだ。バルブを閉じているとボリュームは標準のクーパーSと変わらないが、バルブを開くと、とたんにジャガーF-タイプのようになる。

当然、バルブを開くのは、サーキット走行時に限ったほうがよい。またバルブを閉じていても、個性的でアグレッシブな音を耳にすることができるのもよい。

さて、峠に移動する。走りだしてすぐに、クーパーSの洗練性が失われていないことがわかる。なるほどこれはスイートスポットかもしれないと思う。

パワーも「日常域では十分、飛ばす場合もほどほど」といったところで、フロント・タイヤが突如として慌てふためくようなこともない。ちなみにミニは0-100km/hタイムを6.4〜6.5秒としている。

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