酷暑に備えてUVカット&断熱フィルムを自分で貼ってみた!(前編)【連載:遠藤イヅルのB11型日産サニーカリフォルニア再生&快適化計画 #17】

公開 : 2026.06.19 12:05

イラストレーター兼ライターの遠藤イヅルが、1985(昭和60)年式『日産サニーカリフォルニア』の『再生』と『快適化』をレポートする不定期連載。第17回は、『カーフィルムを自分で貼ってみた』の前編です。

酷暑対策にカーフィルムを貼ってみる

こんにちは。イラストレーター兼ライターの遠藤イヅルです。所有中の1985(昭和60)年式『日産サニーカリフォルニア』の『再生』と『快適化』のレポート連載の第17回は、カーフィルム貼り付けに関する顛末の前編をお送りします。

6月もすでに半ばが過ぎた中、みなさんいかがおすごしでしょうか。気象庁によると今年も猛暑が予想されています。我がサニーカリフォルニアはエアコンが装着されているのですが、盛夏、酷暑ともなると『エアコン、あってよかった』程度の涼しさにしかならないのが現状です。

傾斜したテールゲートの大きな窓から、容赦なく日差しが差し込みます(涙)。
傾斜したテールゲートの大きな窓から、容赦なく日差しが差し込みます(涙)。    遠藤イヅル

気温30度以下で、かつある程度の速度で走行していれば十分に涼しいものの、それ以上になるといささかエアコンの冷却能力が追いつかないようす。また古いクルマゆえに窓が大きく、さらには傾斜の強いテールゲートの窓から強い日差しが車内を照りつけるため、車内がなかなか冷えないという欠点を抱えています。

ガラス窓自体も、ブロンズや薄い青色の着色が行われていない、いわゆる本当の意味での『素ガラス』。紫外線(UV)や赤外線(IR)のカットの能力などは、当然望むべくもありません(涙)。

そこで、まだ過ごしやすい梅雨明け前に、それらの機能を備えたカーフィルムを自分で貼り、暑い夏を乗り切ってみることに。果たして上手く貼れて、かつ酷暑もエアコンは今より効くようになるのでしょうか。

まずは試しにリアドアの窓から

用意したフィルムは、コスパと性能の高さで評判のペルシード製を選択。ノーマルのスケスケ感を損ないたくなかったので、透明度約86%のクリアタイプを選びました。紫外線約91%、赤外線を約60%カットすると謳っており、その性能に期待できます。

実はこのフィルム、フィルム貼りキットとともに2年ほど前にカー用品店で購入済み。いつか貼ろう、いつか貼ろうと思いつつも、その機会を逃してきた経緯があります。

ざっくり切り出したフィルムを、清掃した窓の外側に仮置きして、カタを取ります。
ざっくり切り出したフィルムを、清掃した窓の外側に仮置きして、カタを取ります。    遠藤イヅル

では早速、貼りやすそうなリアドアの窓から施工していきましょう。

界面活性剤を水に数滴垂らして作った施工液を、スプレーボトルで窓の外側にまんべんなく吹き付け、こちらも付属のゴムヘラで窓を清掃。ロールから使う分だけ大雑把に切り出したフィルムのオモテ側を、ガラスに当てて仮置きします。

この状態で、グリースペンシルを使って窓のフチをなぞって『カタ取り』をしますが、この際、上部のカタ取りは窓を少し下げて行います。

続いて、カタ取りした白いラインの数ミリ内側を、定規とカッターで丁寧にカット。

貼り付けは内側から行うため、窓の内側に水を吹き付け、再びゴムヘラを使ってキレイにしていきます。このとき清掃にウェスを使うと、糸くずなどが残ってしまうので要注意です。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    遠藤イヅル

    Izuru Endo

    1971年生まれ。自動車・鉄道系イラストレーター兼ライター。雑誌、WEB媒体でイラストや記事の連載を多く持つ。コピックマーカーで描くアナログイラストを得意とする。実用車や商用車を好み、希少性が高い車種を乗り継ぐ。現在の所有は1987年式日産VWサンタナ、1985年式日産サニーカリフォルニア、2013年式ルノー・ルーテシア。
  • 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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