セアト・レオンにミッドライフのフェイスリフト

公開 : 2016.10.20 04:40  更新 : 2017.12.14 12:31

ミッドライプのフェイスリフトが施された2017年モデルのセアトレオンが公開された。スタイリングのアップデートの他、2つの新しいエンジンが投入され、新しいテクノノジーの導入もなされたのが特徴だ。

エクステリアでは、フロント・グリルが大型化され、アテカとイメージを同じくするLEDのフロントおよびリア・ライトが与えられている。

インテリアでは、これもアテカで採用された “コネクティビティ・ボックス” と呼ばれるシステムが新たに装備された。電気式のパーキング・ブレーキは、センター・コンソールに配置され、インフォテインメント・システムによって調整可能なアンビエントLEDライトを持つ。また、FPKとネーミングされたアウディのバーチャル・コクピットと同様にデジタル・ダッシュも新採用だ。インフォテインメント・スクリーンは、エントリー・レベルのS以外は従来の6.5インチから8インチへと大型化されている。

セアトは、このフェイスリフトを受けたレオンが、現行モデルよりも静粛性が向上しているとアナウンスしている。ドア・カードを含むインテリア各部がアップデートされたからというのがその理由。

安全に関するテクノロジーは、渋滞アシスト・システム、50kmまでの半自動運転、パーキング・アシスト、ハイビーム・アシストなどが採用されている。

エンジンは、現行のものに新たに2つがラインナップに加えられた。フォルクスワーゲン・グループの1.0ℓ3気筒TSIと、1.6ℓTDIで、ともに115psのパワーを持つ。CO2排出量や燃費はまだ公表されていないが、今年後半の発売時期までには明らかになるだろう。

トリムは5つ。S、SE、テクノロジー、FR、そして今回新たに加えられた最上級グレーのエクセレンスだ。

実際のデリバリーは来年2月頃となる模様だ。



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