アウディTT RSロードスター

公開 : 2016.11.15 05:50  更新 : 2017.05.29 18:13

■どんな感じ?

ロードスター最大のメリットは、高らかに獣のようなうなり声をあげるエンジンとドライバーの耳とのあいだから障壁が取り除かれたことに尽きる。

3層構造のソフトトップは、50km/hまでなら、走行中でもスイッチひとつで開閉可能。風の巻き込みが気になるなら、もうひとつのスイッチでウインド・ディフレクターを立ちあげればいい。エグゾーストをスポーツモードにして右足に力を込め、2.5ℓ直5ターボを気分よく歌わせたなら、気分は往年のグループBドライバーだ。

サウンドが最高潮に達するポイントでもある5850rpmでは、ピーク・パワーの400psに到達する。ただし、中間域のパンチは今ひとつだ。先代モデルの最強バージョンであるプラス仕様よりパワーは40psもアップしたが、トルクの増強は1.5kg-mに過ぎないのである。

とはいえ、パフォーマンスは驚異的だ。0-100km/h加速はR8スパイダーの0.3秒落ちで、オプション料金を支払って250km/hのリミッターを開放すれば、280km/hまで到達するポテンシャルを秘めている。

7段DCTは、自動変速ではややおとなしいがスムーズ。すばやい変速を望むなら、ステアリングホイール裏に設置されたシフトパドルを操ればいい。後輪へ駆動力を配分する油圧多板クラッチはリヤ・アクスルへ設置され、前後重量配分の改善に寄与している。

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