LAモーターショー:メルセデス・ベンツSLS AMGブラック・シリーズ

公開 : 2012.11.29 19:48  更新 : 2017.06.01 01:21

メルセデス・ベンツは、ロサンゼルス・モーターショーで、622bhpの6.2リッターV8を搭載するSLS AMGブラック・シリーズを登場させた。

レースカーであるSLS AMG GT3から移植されたエアロパーツを身にまとったSLS AMGブラック・シリーズは、AMGにとっては5番目となるブラック・シリーズとなる。そのエクステリアは、伝統に従って、標準的なSLS AMGよりも明確に逞しいものが与えられている。
カーボンファイバー製のディープなフロント・スポイラーやボンネット、リア・ディフューザー、バルクヘッド、センター・トンネルが使用された結果、その重量は標準的なモデルの1550kgから70kg軽く仕上がっている。

エンジンは、622bhp/7400rpmで、SLS AMGよりも59bhp、SLS AMG GT3よりも41bhp高く、トルクは64.7kg-mとSLS AMGよりも1.5kg-m高い。GT3から持ち越されたのは、大きなインレット・マニフォールド、ハイリフトのカムシャフト、改良されたバルブ・タペット、オイル・システム、軽量化されたベアリング、強化されたコンロッドなどだ。その結果、レブ・リミットは7200rpmから8000rpmにまで上昇している。

排気システムもスチールからチタンに変えられている。AMGは、この変更によって13kg軽量化すると共に、バック・プレッシャーを減らすことに成功している。

トランスミッションは、6速のデュアル・クラッチで、そのマウントは標準的なSLS AMGよりも10mm重心を低くセットされている。シフト・タイミングも素早いものに変更されている。更に、ディファレンシャルは電子制御から機械式に変えられ、ESPとレース・スタート・システムもリプログラミングされている。

ブラック・シリーズは、0-100km/h6.2秒、最高速度は315km/h。SLS AMG GTより0.1秒速く、最高速度も5km/h高い。

シャシーは、より広いトレッドと、固められたコイル・スプリング、手動式のダンパーによってスープアップされている。また、フロントが19インチ、リアが20インチのホイールがセットされ、カーボン・ディスク・ブレーキが装着される。

アメリカはAMGモデルの30%のセールスを占めている。そして、そのうちの1/3がカリフォルニアで販売される。また、今年は、AMGモデルの拡充もあって、AMGの売上高は35%上がっているという。

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