クアトロポルテが外観を一新。新トリム、グランルッソとグランスポーツを展開

2017.01.16

フェイスリフトされたクアトロポルテの顔を見て、ピンと来たらマセラティ通。これは同社の100周年記念モデル、アルフィエーリ・コンセプトに由来するデザインで描かれたモデルなのだ。

マセラティ ジャパンはフラッグシプ・スポーツセダン、クアトロポルテのにスタイリングを一新し先進安全技術を搭載して発売した。

新フロント・グリルにはエア・シャッターを装備

エクステリアの変更は、アルフィエーリにインスパイアされた新フロント・グリル、前後バンパーの変更、マットブラックのサイドスカートとドアミラーの採用など、力強さを強調するデザインとなった。

メカニカル面では、フロント・グリル内部に電動調整式のエア・シャッターを設け、温度管理や車両の空気抵抗低減を果たしている。エンジンは、3.8ℓV8と3.0ℓV6を用意。2016年にアップデートしたこのユニットはEuro6に適合し、排ガスと燃料消費を最大12%低減している。

エントリーグレードは20psアップ

クアトロポルテGTSに搭載する3.8ℓV8は、530ps、69.3kg-mを発揮。0-100km/h加速タイムは4.7秒と、マセラティ史上最も優れた加速性能となった。さらにエントリーグレードのクアトロポルテに搭載の3.0ℓV6ツインターボ・エンジンは、従来から20psの350psに出力を向上。最大トルク50.9kg-m、0-100km/h加速5.6秒、最高速度267km/hを達成した。燃費は10.9km/ℓと過去50年で最も優れた数値となっている。トランスミッションは、全車がZF製8速オートマティックだ。

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