1165psのゼンヴォTS1 GTをジュネーブで公開

公開 : 2017.02.03 04:30  更新 : 2017.06.01 00:30

デンマークのスーパーカー・メーカー、ゼンヴォは、設立10周年を祝うモデルとして最高速度402km/hを誇るモデル、TS1 GTをジュネーブ・モーターショーでパブリック・デビューさせる。

ゼンヴォは、メーカーとして設立10周年を祝うモデル、TS1 GTを今年のジュネーブ・モーターショーで一般公開する。このモデルは、1100psの5.9ℓV8ツイン・スーパーチャージャーを搭載し、最高速度375km/hというTS1を更に進化させたモデルだ。

ハンドビルトのカーボン・ファイバー製ボディをまとったミドシップ2シーターのRWDモデルで、エンジンにはアメリカのレーシング・サプライヤーから供給される5.9ℓV8ツイン・スーパーチャージャーを搭載する。

このTS1 GTは、ゼンヴォの最初のモデルであるST1をベースに大幅なリデザインが行なわている。パワーは1165psで、最高速度は402km/h、そして価格は£1,000,000(1億4000万円)となる。

「TS1 GTはゼンヴォにとって新しい時代の到来を告げるものとなるだろう。」とゼンヴォのコマーシャル・ディレクターであり、英国のベテラン・スーパーカー・スペシャリストであるナイジェル・ゴードンはコメントしてる。ちなみに、ゴードンは、マクラーレンランボルギーニ、そしてロータスと渡り歩いた経歴を持つ。

最近ゼンヴォは、ジーランドのデニッシュ・アイランドに工場を建設したという。また、新しいトラクション・コントロール・システムをテストしている最中であるという。そして、ヨーロッパ、英国、アメリカのディーラー・ネットワークについても間もなく公開する予定だ。

ゴードンのよれば、このTS1 GTのようなビッグ・パワー・スーパーカーの需要は確実に存在しているのだという。



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