DSのトップ・モデルとなるSUV、DS7の路上テストをキャッチ

公開 : 2017.02.13 11:57  更新 : 2017.06.01 00:29

アウディQ5のライバルとなるミッドサイズのSUVであり、DSのトップ・モデルとなるDS7が一般公道上でテストされている姿をキャッチした。

今年のジュネーブ・モーターショーで公開が予定されているDSのトップ・モデル、DS7が公道上でテストされている姿が、シトロエンのファンサイト、シトロンフェンにアップロードされた。

DSは、更にこの後も、アウディQ2のライバルとなる小型SUVのリリースも計画している。

このDS7は、今年3月のジュネーブでパブリック・デビューを果たし、その後、来年前半からの発売が予定されている。アウディBMWメルセデス・ベンツといったドイツのプレミアム・ブランドに対抗する使命を負ったDSにとって、非常に重要なモデルとなる。DSの最大の武器は、ファッション・リーダーであるフランスのクラフトマンシップによって支えられたラグジュアリーさだ。

DSはワイルド・ルビーを2013年の上海モーターショーで公開していると共に、DS6 SUVを2014年から中国市場で販売している。

しかしこのDS7はDS6のデザインを受け継ぐというよりも、ワイルド・ルビーからの影響を大きく受けたものになる。また、DS3、4、5とも異なったデザイン・テーマが与えられるようだ。

「アヴァンギャルドなデザインはDSブランドにとって非常に重要な柱の1本だ」とDSのCEO、イヴ・ボンヌフォンはコメントしている。「技術と、コネクティビティ、完全無欠な品質、洗練さ、スポーティと落ち着きの間のバランスがとれたダイナミズム、そしてDSのDNAが上手く調和されたモデルこそがDSだ。われわれのライバルは少なくとも25年以上年上であり、そこに最新のテクノロジーで挑戦していく。」とも語っている。

プラットフォームはPSAグループのEMP2が使用される。エンジンは、PSAグループの新しい1.5ℓディーゼルDVRエンジンおよびプラグイン・ハイブリッドを搭載する最初のモデルともなる。また、240psのガソリン・エンジンも搭載される。DVRディーゼルは、これまでの1.4ℓおよび1.6ℓのディーゼルに変わるものだ。

ギアボックスには新しい8速のオートマティックが選択可能となる。

ボンヌフォンCEOは、DSがプラグイン・ハイブリッドを搭載する最初のPSAグループのモデルであるとコメントしている。また、完全なEVのドライブトレインを持つモデルは、次世代のDS3と、派生したSUVでリリースされる。この2社は中国のパートナー、東豊と共同開発された新しいCMPプラットフォームのモデルだ。

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