ロールス・ロイス・スウェプテイル 専用時計、特大パルテノン 愛好家がオーダー

公開 : 2017.05.30 22:25  更新 : 2017.06.01 00:19

世界初のロールス・ロイス専用クロック

ダッシュボードには、ミニマリストの倫理に従い、一箇所だけ操作部が配置されている。他のすべてのスイッチ類も、継ぎ目なく溶け込む時計さえも、慎重にレイアウトされたというこだわりの空間だ。

世界初のロールス・ロイス専用クロックは、ハンドメイドによる薄いマカサー単板の文字盤を備え、精密加工されたチタン製ノブとともにフェイシアに埋め込まれている。

さらに、手作業で組み立てられた3つの計器盤は、なんとチタン製なのだ。

コーチ・ドアを開ければ、開口部側面には、特徴的なパニエが2つ隠されている。ここには、スウェプテイル専用に開発されたラゲッジ・セットのひとつ、ボタンを押すだけで展開する手作りのアタッシュ・ケースが収められる。

極めつけは、センターコンソールに組み込まれた、ビンテージ・シャンパンのボトルとクリスタル製シャンパン・フルートが収納できる、特注の仕掛けだ。これこそ、オーナーのお気に入りなのだという。

特別な顧客のために、極めてパーソナルにコーチビルドされたモデル。一言で言えば、これこそがロールス・ロイスの真髄なのである。

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