アストン マーティンCEO、ダイソンのEV計画に懐疑的 「甘くみてはいけない」

公開 : 2018.01.15 12:10

アストン マーティンCEO、アンディ・パーマーが、ダイソンのEV計画に対する姿勢を示しました。かつて日産リーフのプロジェクトに携わった者としての意見です。

アストンCEO 単発の開発、持続はべつ

アストン マーティンのCEO、アンディ・パーマーが日産自動車にいた際、彼が開発を率いてクルマはリーフだった。

それだけに……、という部分もあるのだろうか。アンディ・パーマーはダイソンを率いるジェームズ・ダイソンの「2020年にEVを投入する」という計画に懐疑的だ。

パーマーはAUTOCARに対し、「もちろん彼の成功は祈ります」としたうえで「本当にお金を投じたいとカスタマーが思うかどうかは別の話。少なくともわたしは、そうは思わないでしょうね」と語る。

デザイン/エンジニアリング/製造/ブランディングをおこなう「アストン マーティン・コンサルティング」は現在、いくつかのメーカーとタッグを組んでEVのプロジェクトを進めている。

「たんにEVを作るだけならば簡単なんです。けれど、バジェットのやりくり、タイムスケールの算段まで含めると問題はハードになります。いくつかのブランドはそれでも果敢に攻めますが、たいていは予算不足や開発の遅延に悩まされているのが現状です」

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