BMW「M」のラインナップが26車種まで拡大 2019年型M3きっかけ

公開 : 2018.03.30 19:10

アウディのSモデルやRSモデルと同様の構成に

BMW Mはより安価なモデルにも力を注いでいる。アウディS3や近日発表のメルセデス-AMG A35とライバルとなる1シリーズのMパフォーマンスがこれに該当する。これは現在の後輪駆動を捨て前輪駆動となり、M130ixと名付けられる。

さらに、同様の位置付けとなる新型X2のMパフォーマンスも控えている。このモデルは4WDのみが設定され、パワーアップされたBMW製の2.0ℓ4気筒ターボエンジンが横置きされる見込みだ。

ファン・ミール氏はアウディ時代、SモデルとRSモデルを組み合わせたパフォーマンスモデルのラインナップの構築に携わっていた。今回、彼はBMW Mにも同様の手法を用いるということだ。これにはBMWのiブランドに使われてきたカーボンファイバーによる軽量化技術なども取り入れられている。

「BMW本体はBMW Mよりもはるかに多くのモデルを抱えています。しかし、われわれは将来的にさらなる拡大を図っています。需要さえあれば全てのモデルにMまたはMパフォーマンスを設定するつもりです。Mパフォーマンスモデルの設定により、今までのMとは異なる客層にアプローチできるでしょう」
とのことだ。

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