ベントレーCEOが明言 「全モデルに電動パワートレイン設定」 2025年めど

公開 : 2018.05.02 20:40

今年からベントレーのCEOに就任したホールマーク氏は、同社の新技術への対応の遅れに懸念を持っているようです。しかし、その遅れを取り戻すべく5年以内のEV投入および、2025年までに全車種にハイブリッドなどを用意する計画を話してくれました。

もくじ

新技術の導入に遅れも
ベンテイガ・ハイブリッドの評判は上々

新技術の導入に遅れも

ベントレーの新CEOであるエイドリアン・ホールマークは、同社の新世代技術への対応が遅れていると認識しているようだ。しかし、新しい戦略により遅れを取り戻せると考えている。

ベントレーは初めての電動パワートレイン搭載モデルとしてベンテイガ・ハイブリッドを発表した。今年ジャガーランドローバーから移籍してCEOに就任したホールマークはAUTOCARに対し、「われわれは自動化、情報化、電動化について遅れをとっているかもしれません」と率直に語った。

「ベンテイガ・ハイブリッドは最初の一歩ですが、それ以上先に進む必要があります。したがって、わたしが就任以来最初におこなった変更は、電動化技術の開発を可能な限り加速させることです」

ホールマークは以前にも2005年までベントレー経営陣でセールス、マーケティング、PRを担当していた。彼は「そのため、多くのことに手を入れてきました。2025年までに、すべてのモデルにハイブリッドまたはEVの選択肢を設けます。詳細な計画は今後3カ月から6カ月の間に決定されるでしょう。今年中には、われわれの立場を明確にするつもりです」と付け加えた。

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