動画 新型BMW 8シリーズ・グランクーペ M850i、ニュル走行シーン

公開 : 2018.08.20 12:10  更新 : 2018.08.20 12:19

M8も登場 4.4ℓV8 609ps

以前ニュルブルクリンクでのテスト中に撮影された写真からは、M8クーペとコンバーチブルの違いが明らかだ。トップの形状が異なるのは当然だが、それぞれに独自のシルエットを与えるため、トランクフードの形状も別々のものとなっている。

これまでのところ、8シリーズではスタンダードの2ドアモデルのみが公開されており、グランクーペとコンバーチブル、さらにM8はこの後発表される予定だ。

11月の発売が予定されている8シリーズをベースにしたM8では、BMWの4.4ℓV8 ツインターボエンジンが搭載されることになるが、このエンジンは今年前半のデイトナ24時間に参戦したレーシングM8にも積まれていた。

レース用リストリクターの装着を心配する必要がないロードカーでは、最新M5の600psを上回り、メルセデス-AMG S63クーペの585psを凌駕する609psを発揮する見込みだ。

Mディビジョンのトップ、フランク・ヴァン・ミールは、M8の開発がノーマルの8シリーズと同時期に開始されただけでなく、並行して進められたことを明らかにしている。ヴァン・ミールはM8について、「8シリーズの遺伝子をベースに、サーキットでの能力と、シャープで、正確、そして俊敏な動力性能によってそのDNAを強化したモデル」だと表現している。

さらにヴァン・ミールは「BMW Mの名に相応しく、われわれの顧客が真に求めるものを満足させるドライビング体験のために、すべてが注ぎ込まれている」と語っている。

そして、BMWのエンジニアたちは「スタンダードモデルがユーザーにとってスポーティになりすぎることがないように」したが、それはMディビジョンが「M8を相応しいステップアップだと感じて欲しい」からだとヴァン・ミールは話す。

「もちろん、それはすべての8シリーズのオーナーがMモデルを欲しているわけではないからでもあります」とヴァン・ミールは続けている

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