ミニ ディーゼル廃止 グレード構成も簡略化へ

公開 : 2018.10.03 17:10

3ドアと5ドアのハッチバックからディーゼル車をなくしたミニ。これは、わかりにくいとの声も多かったグレード構成の大幅見直しの一環です。これから新たにミニを買おうというユーザーも、選びやすくなりそうです。

もくじ

装備別グレードを設定
ネット販売もスタート

装備別グレードを設定

ミニのグレードやオプションの名称は独特で、初めて買おうとするユーザーなどミニに馴染みのないユーザーには、それが意味するものを把握しづらいところがあった。また、オプションはパック販売が多く、その内容がわかりにくく、車種によって価格が違うことも見られた。

たとえば、BMW傘下で再出発して以来、長く設定されてきたチリ・パックやペッパー・パックといったパッケージオプションは廃止され、標準装備をグレードアップ。また、同じオプションアイテムは、装着するモデルを問わず同じ価格で提供されることとなる。

ミニを買おうと思ったら、まずはボディタイプを選ぶことになる。3ドアか5ドアのハッチバック、コンバーチブル、クラブマンかカントリーマン(日本名はクロスオーバー)だ。次にエンジン。1.5ℓガソリンはワンとクーパーの2仕様で、2.0ℓガソリンはクーパーS、さらにクラブマンとカントリーマンでは2.0ℓ直4ディーゼルのクーパーDも選べる。

これに加え、新設定されたのが、パワーユニットとは関連性のないクラシック/スポーツ/エクスクルーシブの3グレードだ。クラシックはエントリーグレード、スポーツはジョンクーパー・ワークスのボディキットやスポーツサスペンション、バケットシートを装備、エクスクルーシブはレザーシートなど高級装備を与えられた最上級トリムとなる。

おすすめ記事

 

自動車ニュースの人気画像