マクラーレン・セナGTR ダウンフォースは1t サスはGT3レーシング用

公開 : 2018.11.03 17:00  更新 : 2018.11.03 17:05

エアバッグ、センタースクリーンはなし

カーボンファイバー製ボディには、ワイドになったフェンダーや、より大きくなったフロント・スプリッターとリアディフューザー、再配置されたアクティブ・リアウイングが装備される。後者ふたつの要素が、ディフューザーからのエアフローにウイングを「合わせる」ことで、空力効率を向上。低速時により大きく、よりアクセス性の高いダウンフォースを実現するとアナウンスされている。

また、最適化されたエアロダイナミクス・パフォーマンスにより、コーナリングが安定し、さらにピッチングの感度を低く抑えることにより、ブレーキング時の挙動が落ち着いた。

カーボンファイバー製のモノケージは、GTRではさらに進化。

無駄なものをそぎ落としたインテリアには、ロードカーでみられるようなエアバッグや、インフォテインメント・センタースクリーン、折り畳み式のドライバー用ディスプレイは装備しないという。その一方で、ギアシフト・コントロールが組み込まれたレース用の新ステアリングホイールを、公道走行仕様のコンポーネントの代わりに採用。エア・コンディショナーだけはミニマリズムの例外として、レーダーアシストの追突回避システムとともに標準装備されている

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