プジョー・シトロエンの新ディーゼル・ターボ・エンジン「DV5」 従来型と比較

公開 : 2018.12.18 06:40

排ガス浄化、フリクション低減

ミキシングボックスは酸化触媒コンバーターとピュアSCRの間にプロペラのような形状の部品を内蔵。排ガスとAdBlueを攪拌し、排気ガスとの混合を均一化。これまで以上に環境性能が向上し、エンジン始動から即時に排気ガス浄化をはじめることが可能となった。

システムの最下流に位置するFAPは最後の浄化プロセスを担っており99.9%の微粒子をフィルタリング。DV6に搭載されていた添加剤ユニットを廃止し、構造の簡略化とさらなる信頼性の確保を求めた。

DV5は燃焼室も刷新。ピストンの形状は、2009年にル・マン24時間耐久レースを制したプジョー908 HDi FAPの形状がベースとなり、当時DIRAとの共同開発で生み出されたもの。吸入した酸素を有効に活用し、パフォーマンスを引き出すという発想だ。

具体的には、燃焼室のスワールゾーンから外れたところにある酸素を有効に燃焼させるというもの。

加えてフリクションの削減も重要な開発要素で、カムシャフトベアリング、ピストン、ピストンピンはDLC(ダイヤモンドライクカーボン)加工を施しフリクションを低減。オイルポンプも制御式とした。

ターボチャージャーはHTT(ハネウェル・ターボ・テクノロジーズ)製。ウェイストゲートは電気作動式アクチュエーター制御。確実でレスポンシブなコントロールを実現した。

人気テーマ

おすすめ記事

 

自動車ニュースの人気画像