実車 新ディーゼル搭載 アルファ・ロメオ・ステルヴィオ/ジュリア 4/6日本発売

公開 : 2019.02.19 06:10  更新 : 2019.02.19 17:58

エンジン単体重量 155kg

エンジン本体は、アルファ・ロメオのディーゼル・エンジンとして初となるアルミ製エンジンブロックや中空カムシャフトを採用。極めて軽量なユニットに仕上がっている。エンジン単体重量がわずか155kgに抑えられた結果、クイックで収まりの良いアルファ・ロメオらしい軽快なハンドリングを実現した。

全てのエンジン回転域において扱いやすいというのも大きな特徴で、わずか1250rpmで30.6kg-m以上を、1750rpmで最大トルク47.9kg-m(ジュリアは45.9kg-m)を発揮し、常用エンジン回転域におけるドライバビリティに優れている。

バランサーシャフトにより振動を抑えたほか、8速オートマティックのシフトショック低減も進めた。また、車両設計と並行してエンジン開発を行ったことで、NVHの対策が車両全体で相乗的に効果をあげ、高い静粛性能を達成している。

低回転域からターボラグが少なく、レスポンスに優れたエンジン特性を実現するe-VGT(電子制御式バリアブル・ジオメトリー・ターボ)をはじめ、1行程に2000barの高圧燃料噴射を最大8回行う高精細な燃料噴射装置「マルチジェットII」を搭載。さらに、DPF(ディーゼル微粒子捕集フィルター)やSCR(選択式触媒還元)、アドブルー(尿素水溶液)噴射装置といった排出ガス後処理技術の採用により、世界的に厳しいと言われる日本の排出ガス基準「ポスト新長期規制」をクリアしている。

最後に日本に導入されるディーゼル・モデルをご紹介しよう。

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