新型フェラーリF8トリブート 488 GTB後継 最高出力720cv ジュネーブショー

公開 : 2019.02.28 19:03  更新 : 2019.02.28 20:13

F8トリブート488 GTBより40kg軽量化

軽量化に力を注いだ結果、F8トリブートの乾燥重量は、488 GTBよりも40kg軽くなり、キャビンの快適性を犠牲にすることなく、応答性能とドライビングプレジャーが強化された。

ボディに採用された先進のエアロダイナミック・ソリューション、エアロパッケージもサーキットで培われた経験が注ぎ込まれている。後傾マウントのフロントラジエターをはじめ、ボディ側面後部からリアスポイラーの両側に設置場所を移したダイナミックエンジン・エアインテークなど、エンジンの熱管理に関するいくつかの機能を488ピスタから受け継いでいる。

488 GTBよりも増大した総ダウンフォースにおけるS-Ductの貢献度は15%まで向上。エアロダイナミクスのスペシャリスト達は、よりコンパクトになったフラットタイプの新型LEDヘッドランプの採用により、ブレーキ冷却用の新型インテークをバンパー外側のインテークと一体化させた。その目的は、さらなる高速化に向けた対応策として、ホイールアーチ全体の気流を改善することでブレーキシステムのサイズ拡大を避けることだ。

スポイラーは、テールライトを包むことで、視覚的に車両の重心位置を下げ、ツイン・ライトクラスターとボディカラーのテールパネルというクラッシックなテール構成を蘇らせる。これは伝説となっているこのシリーズ最初のモデル、1975年製308 GTB をはじめとする初期の8気筒ベルリネッタのシンボルのひとつである。

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