スモールホットハッチの傑作 ルノー・クリオRSの中古車 シンクロには要注意

公開 : 2019.05.01 07:50

価格も魅力 多くの限定モデル

では、良いニュースに移ろう。2006年の発売当時でさえ、クリオRS 197が掲げるプライスタグはわずか1万5995ポンドに留まっており、当然ながら、ユーズドモデルの価格はさらに魅力的なものとなっている。

素晴らしかった先代クリオ182の存在が、このクルマへの期待を高めていたが、197がそれを裏切ることはなかった。

182と同じ活気あふれる2.0ℓ自然吸気エンジンはさらにパワーを増し、通常のメンテナンスで十分な信頼性を発揮するとともに、ブレンボ製ブレーキとリアディフューザー、専用のコンチネンタル製タイヤが標準だった。

2007年、簡素化を行うことでより走りに特化しつつ、価格を抑えた197カップが登場しており、下げた車高と締め上げられたサスペンションによって、キビキビとしたハンドリングを実現していた。

同じく2007年には、2006年シーズンのルノーF1チームによるダブルタイトル獲得を記念した限定モデルのF1チームR27が、197カップと同じ仕様で発売されている。

さらに2008年、TL4ギアボックスに対して、6速の高速化を含めたレシオの変更が行われた。

2009年のフェースリフトでは、フロントマスクの変更やインテリアの改良とともに、わずかながらもパワーアップを果たしており、新たにps表記でのエンジンパワーにちなんだ200を名乗ることとなった。

トルクもやや増強されており、レスポンスが向上する一方、サスペンションにもさらなる改良が行われ、トルクステアはほぼ抑え込まれていた。

カップ仕様のステアリングにはよりクイックなセッティングが与えられていたが、パワーとサスペンションに違いはなかったのだから、選ぶべきはスタンダードな200だろう。

この世代のクリオRSの最後を飾るべく登場したのが、18インチホイールにレザーのレカロシートを組み合わせた特別モデルのレイダーであり、2011年式で走行距離6万4000kmの個体が1万1000ポンド(160万円)で売りに出ているのを発見した。

2012年にはモデルライフを終え、1.6ℓターボエンジンとオートマティックギアボックスを採用した新型クリオRSのその座を譲っているが、この後継モデルの登場は、高年式の200の価値を高めただけだった。

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