2020年前半に発売へ

新型のメルセデス・ベンツGLSに、まもなくAMGの手によるパフォーマンス仕様が追加されるようだ。新たなスパイ画像を入手した。GLSは先月標準仕様が発表されたばかりだが、今回目撃されたテストカーに施された偽装はわずかであった。

4本出しテールパイプやパナメリカーナグリル、そして大径ホイールなど備えるこのGLSは明らかに普通のモデルではない。

GLC63やGLE63などの兄弟と同様、このGLS63にはAMG製の4.0ℓV8ツインターボが搭載されるだろう。このユニットはGLCで510ps、E63では612psを発揮しているが、SUV最強のGクラスでは585psとなっている。したがって、GLSが600ps超となるかどうかは不明だ。

いずれにしても、0-97km/h加速は4秒以下となり、最高速度は250km/hに制限されるだろう。シャシーやステアリングも専用チューンが施されるだろうが、この4WDシステムにドリフトモードが備わるかについては情報が入っていない。

2020年前半にこのGLS63が発売される前に、ややマイルドな53が登場するだろう。これはハイブリッドの直6を搭載し、CLSと同等の435ps前後を発揮すると見られている。

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