メルセデス・ベンツGLS リコール届出 3列目シート不具合 約2400台対象 事故時乗員負傷のおそれ

公開 : 2022.12.13 17:20

メルセデス・ベンツ日本は、GLS(2019年10月18日~2022年8月29日輸入)計2437台のリコールを届け出ました。

3列目シートの不具合

メルセデス・ベンツ日本は、2022年12月13日付で、GLS(2019年10月18日~2022年8月29日輸入)計2437台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。

国土交通省によると、3列目シートのバックレストロックにおいて、生産管理が不適切なため背もたれの固定に必要な左右2か所のシートバックレストロックのリターンスプリングの片側が装着されていないものがある。

メルセデス・ベンツGLSの一部機種が対象
メルセデス・ベンツGLSの一部機種が対象    メルセデス・ベンツ

そのため事故などで衝突した際に、背もたれが倒れることで最悪の場合、乗員が負傷するおそれがあるという。

改善措置として、全車両、左右にリターンスプリングが装着されていることを点検。リターンスプリングがない場合は、シートを新品に交換する。

ドイツ本社からの情報提供によりリコール届出となった。

なお、同様の不具合や事故の発生は確認されていない。

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    AUTOCAR JAPAN

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