1010ps 車名の意味は「ありえない」 FVフランジベント社がハイパーカー発表へ

公開 : 2019.05.27 20:10

イタリアの新興自動車メーカーが、数年前からコンセプトとして発表してきたハイパーカーの生産プロトタイプをついに公開するそうです。いよいよ発売も近いのかもしれません。

もくじ

車名は「ありえない」の意味
オール・イタリア製プラットフォーム

車名は「ありえない」の意味

創立間もないイタリアの自動車メーカーであるFVフランジベントは、初めて発売するハイパーカー「アスファネ・ディエチ・ディエチ」の生産プロトタイプを、5月30日に公開する予定だ。

パフォーマンスに関する詳しい数字は明らかにされていないものの、同社によればそのハイブリッド・パワートレインは、ターボ付きガソリン・エンジンと2基の電気モーターを組み合わせたものだという。現実離れしたコンセプトのスケッチも公開されている。

その車名にはいくつかの意味が込められている。「アスファネ」とはピエモンテ地方の方言で「ありえない」という意味。まるで同社がこのコンセプトを現実に市販化することは不可能であると暗示しているようだ。

「ディエチ・ディエチ」は単にイタリア語の「10・10」という数字で、このハイブリッド・パワートレインが発生する最高出力を表している。もし実現すれば、メルセデス-AMG ワンに迫るパワーだが、アストン マーティン・ヴァルキリーのシステム総合最高出力1176psにはおよばない。

オール・イタリア製プラットフォーム

FVフランジベントが初めてコンセプトを公開したのは、2016年のトリノ・モーターショーだった。その時は「オール・イタリア製プラットフォームに搭載された高性能ハイブリッドと電動パワーユニットの予兆」と説明されていた。

同社は2015年にイタリアのモンカリエリで創業。企業家のパオロ・マンチーニとジョルジオ・ピロロによって設立され、カルロ・ピロロから財政的支援を受ける。また、この会社はピレリやスパルコ、ブレンボ、OZレーシングなど、イタリアの自動車部品会社と強いつながりがある。

トリノの国立自動車博物館で公開された後、アスファネ・ディエチ・ディエチは6月2日の日曜日、イタリアの共和国記念日を記念して、モンテカルロにあるイタリア大使館で姿を見せる予定になっている。