8/25は東京オリンピック開閉会式テスト 7月のテストの様子は? 首都高を実際に走ってみた

公開 : 2019.08.22 11:48

東京オリンピック開催まで1年となった7月24日と26日に「交通対策テスト」なるものが首都圏で実施。実際に交通規制となっている場所を走行してみた結果と、プロドライバーの感想を聞いてみました。

もくじ

オリンピック絡み 交通対策テストの目的
実際に走ってみた:東名~首都高~都心へ
プロドライバー「いつも1時間→3〜4時間」
首都高や組織委員会、どう考えている?
今後どんな交通対策テストが行われる?

オリンピック絡み 交通対策テストの目的

text:Kumiko Kato(加藤久美子)

東京2020大会において選手をはじめとする大会関係者を安全かつ円滑に輸送することを最重要課題として、大会期間中の道路交通についてより良い交通環境の実現を目指すため、実施目標を次のとおり設定している。

一般交通

東京圏の広域における一般交通について、大会前の交通量の一律10%減。特に重点取組地区については、出入りする交通量の30%減を目標とする。

首都高速道路における交通量のさらなる減

首都高速の至るところで「東京2020交通対策思考中」と知らせた。
首都高速の至るところで「東京2020交通対策思考中」と知らせた。    加藤博人

東京圏のオリンピック・ルート・ネットワークの基幹をなす首都高速道路については、交通量を最大30%減とすることで、休日並みの良好な交通環境を目指す。

こうしてオリンピック開催1年前の7月24日(水)と26日(金)に実施されたのが、「交通対策テスト」である。

具体的には、以下の内容となる。

実際に行われたテスト

終日閉鎖

晴海、外苑(上下)、新都心(上)

状況に応じて閉鎖

与野、用賀、三軒茶屋、大師など

本線料金所手前でレーン数を減らし首都高への流入を制限

東京料金所(東名)、三郷(常磐道)、八王子(中央)、湾岸浮島東など計11か所

また、一般道においては東京都道318号環状七号線を超えて都心方向に流入する車の通航制限が行われた。

実際に走ってみた:東名~首都高~都心へ

ひと足早く、オリンピックの雰囲気を味わえる? 今回の交通対策テスト。筆者も参加してみることにした。

東名高速道路横浜青葉ICに近い場所に住んでいるので、東名→首都高3号線でも通行規制が行われていた7月24日と26日に横浜青葉インターから首都高速に向かって走ってみた。

24日午後8時頃

7月24日朝7時35分と26日7時35分の首都高渋滞の様子。
7月24日朝7時35分と26日7時35分の首都高渋滞の様子。

首都高速につながる各高速道路では、本線料金所の手前ですべての路線で通行規制が行われていた。

筆者が東名に乗ったのは19時30分ごろで、さすがに上り方面は空いていると思ったが大間違いだった。

青葉ICから乗って間もなく、渋滞の最後尾が見えてきた。いつもは5分程度で東京料金所まで行ける距離(6.8km)だがこの時は3倍以上15~16分もかかってしまった。

26日午前9時頃

この日も24日と同様の規制が行われており、東名高速から首都高への通行規制も終日行われていた。

この時も東名青葉ICから東名上り線に乗って、首都高3号線→都心環状線→芝公園ランプで下車した。

東京料金所まで24日のような渋滞はなく、いつもは混雑している3号線の上り三軒茶屋付近も実にスムース。組織委員会が理想とする「日曜日の首都高」のようだった。

24日と26日の首都圏高速道路の渋滞の様子を画像で見比べてみた。いずれも朝7時30分頃。

都心に向かう高速道路では本線料金所付近で激しい渋滞となっているが、都心環状線を中心とした首都高にはほぼ渋滞は見られない。

首都高の上を走っていたクルマは休日の首都高を満喫できたはず?