実車 メルセデス-AMG A35 4マティック AMGのエントリーモデル「35」シリーズ

公開 : 2019.08.30 06:20

メルセデス-AMG A35 4マティックを撮影しました。日本にやってきたAMGのエントリーモデル、その実車の内外装をご覧ください。

Aクラス 白が人気

photo: Kazuhide Ueno(上野和秀)

メルセデス・ベンツ日本は、高性能車ブランドであるメルセデス-AMGの新型エントリーモデル「AMG A35 4マティック」を報道向けに公開した。

会場にはデジタルホワイトの外装色をまとった車両が1台、イリジウムシルバーの車両が1台と、合計2台のA35 4マティックが登場。

「メルセデス-AMG A35 4マティック(外装色:デジタルホワイト)」
「メルセデス-AMG A35 4マティック(外装色:デジタルホワイト)」

白系のボディカラーは、昨年10月に日本導入された新型Aクラスで購入者が選ぶ外装色として人気が高い。今回撮影したA35 4マティックの実車のうち、白のボディカラーは、Aクラス・セダンにも設定(有償ペイント)されているデジタルホワイトだ。

「35」シリーズ第1弾

発表会に登壇した上野金太郎 代表取締役社長は、A35 4マティックを「メルセデス-AMGの新たなモデル・シリーズで、AMG 35シリーズの第1弾となります。高出力なエンジン、充分なトラクションを確保する四輪駆動システム、シャシーの補強、スポーティなサスペンションなどを採用したハイパフォーマンス・モデルとなっております」と紹介。

特徴は、高い走行性能を実現するだけでなく、公道において気持ちよくドライビングできる快適性まで追求している点だ。両方の要素を高い次元でバランスさせるモデルとして「35」シリーズが導入されたわけだ。

「メルセデス-AMG A35 4マティックの内装」
「メルセデス-AMG A35 4マティックの内装」

同日に同じ会場で発表されたメルセデス・ベンツの新型CLAクラス、7月に日本発表されたAクラス・セダンについても、欧州ではすでに「35」シリーズが登場。さらに、小型SUVの新型車GLB(日本未導入)についても「AMG GLB35 4マティック」が加わっている。

最高出力306ps

その「35」シリーズは、動力性能と快適性だけでなく、車両価格の設定がAMGの新しいモデルであることを示す要素となっている。

上野社長は、「価格はメルセデス-AMGのハイパフォーマンス・モデルのなかでは戦略的なものになっており、AMGのドライビング・パフォーマンスの世界をより多くのお客様に体感して頂くことを目的としております」と説明している。

「メルセデス-AMG A35 4マティック(外装色:イリジウムシルバー)」
「メルセデス-AMG A35 4マティック(外装色:イリジウムシルバー)」

AMG A35 4マティックは、最高出力306ps、最大トルク40.8kg-mの2.0L直4ターボを搭載。英国仕様車では0-100km/h加速を4.7秒で達成する。

AMG A35 4マティックの日本価格は628万円(税10%)。今回の日本導入にあわせて600台限定で、AMG A35 4マティック・エディション1という特別仕様車も設定。こちらの価格は743万円(税10%)となっている。

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