量産最強のAMG製2.0ℓ4気筒ターボ メルセデス-AMG A45 S 試乗 421psに50.9kg-m

2019.08.02

100字サマリー

メルセデス-AMGがリリースする最も熱いAクラスには、有無をいわせないほど強力な421psの2.0ℓ4気筒ターボを搭載。アストン マーティンDB11より鋭い加速性能を身につけ、メガ・ホットハッチと呼べそうな高みに達しています。スペインで評価しました。

translation:Kenji Nakajima(中嶋健治)

もくじ

アストン マーティンDB11より鋭い0-100km/h加速
AMG謹製のエンジンに4輪駆動システム
複雑多様な電子デバイスはドリフトモード付き
ターボらしい悪癖のない2.0ℓ4気筒
性能とブランド、A45のスキのない完成度
メルセデス-AMG A45 Sのスペック

アストン マーティンDB11より鋭い0-100km/h加速

これまでホットハッチと呼ばれていたクルマの性能向上は留まるところを知らず、もはや過熱気味のメガ・ホットハッチの領域にまで届いている感すらある。メルセデス-AMGはこれまでの量産4気筒エンジンの中では最も強力な2.0ℓエンジンを開発し、ニッチマーケットの需要拡大を目指すべく、コンパクトなハッチバックに押し込んだ。今の世の中にあって、421psのメルセデス-AMG A45 Sの登場を歓迎したいと思う。

A45 Sの速さは並のものではない。0-100km/h加速はアストン マーティンDB11よりも速い。ボディタイプはハッチバックのほかに、4ドアサルーンとエステート、クロスオーバーも登場する予定だ。それぞれA、CLA、CLAシューティングブレーク、GLAというモデルに、45のエンブレムが追加されることになる。メルセデス-AMGによれば「コンパクトクラスにおけるスーパースポーツカー」という位置づけだという。ちょっと安直にも聞こえるが、目指すところは充分にわかる。

今回のクルマはA45で、実用的な5ドアボディを持つが、622psと50.9kg-mというスペックが掲げられた「S」グレード。0-100km/hの加速に要する時間は3.9秒。ベースグレードは387psとなるが、英国には入ってこない模様。

ライバルモデルとしては、アウディRS3やBMW M2コンペティションなど。ドアの数も少ないし、異論もあるかもしれないが、5万ポンド(680万円)前後の金額に相応しいクルマだ。A45も同等の金額となる見込みだが、正式発表はもうしばらく待たなければならない。

 
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