【ついに、ラインオフ開始】フェラーリ 工場がフル・オペレーション復帰 新型コロナウイルス

公開 : 2020.05.11 12:32

イタリアから「フェラーリ」のニュースです。先週月曜に一部の生産を開始した同社ファクトリー。とうとう、フル稼働まで復帰し、ラインオフが始まりました。モンツァSP2につづき、812 GTSが海を渡ります。

5/8~ 2工場がフル稼働

イタリアの超高級スポーツカーメーカー、フェラーリが5月8日の金曜に、工場の稼働をフル・プロダクションの状態まで復帰させた。

新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより一時休止していたマラネッロ/モデナの両ファクトリー。同じ週の月曜日から、段階的に生産を再開させていたが、とうとう完成車がラインオフすることになった。

量産V12の生産ラインで完成を迎えるフェラーリ812 GTS。
量産V12の生産ラインで完成を迎えるフェラーリ812 GTS。

7週間におよぶ生産停止からの再稼働を告げる最初の1台は、スペシャル・シリーズのライン(LSS)で製造された「フェラーリ・モンツァSP2」となった。

ブラックとグレーのカラースキームをまとったオープン2シーターが、新たな門出を祝った。

それに続き、V12量産ラインでは、先ごろ日本にも上陸した812 GTSスパイダー(グリージョGTS:灰)、V8量産モデルではF8トリブート(ロッソコルサ:赤)が、完成車となって工場を後にする。

それぞれ北米、ドイツ、オーストラリアの顧客のもとへ向かって、海を渡るという。

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