フォルクスワーゲン・ツインUp!ディーゼル・ハイブリッド登場

公開 : 2013.11.08 19:00  更新 : 2017.06.01 02:15

ディーゼルと電気のプラグイン・ディーゼル・ハイブリッドを持つフォルクスワーゲン・ツインUp!がデビューした。このツインUp!はXL1の技術を移植したモデルだ。

このツインUp!というネーミングは、フォルクスワーゲンのR&D部門のヘッドであるハンス・ジェイコブ・ノイサーによって明らかにされたもので、現在開発中のモデルでもある。

このツインUp!は、XL1のハイブリッド・システムが採用されているが、コンパクト・ハッチのボディに重さに耐えうるように各部が修正されている。というもの、ツインUp!はXL1よりも410kg重い1205kgというボディを持つからである。そのため、モーターは8.6kWhにパワーアップされ、燃料タンクも23ℓ多い33ℓに改善されている。エンジンはXL1と同じ800ccの2気筒コモンレール・ディーゼルで、47bhp、12.2kg-mのパワー、トルクを持つ。モーターはエンジンと同じ47bhp程度で、14.2kg-mのトルクを持つ。合計でツインUp!は74bhp、21.8kg-mのパワー、トルクで、これに7速のデュアル・クラッチが組み合わせられる。

パフォーマンスは、0-60km/h加速が8.8秒、0-100km/h加速が15.7秒、最高速度はハイブリッド・モードで140km/h。燃費は91.0km/ℓ、CO2排出量は27g/kmであるという。

また、モーターのみでもトップスピードは125km/h、航続距離は50kmだという。

このツインUp!の、よりプロダクション・モデルに近いバージョンは、今月後半の東京モーターショーで公開される。

おすすめ記事

 

自動車ニュースの人気画像