フェラーリ・カリフォルニアT

公開 : 2014.03.05 21:15  更新 : 2017.06.01 02:13

フェラーリはカリフォルニアにターボ・ユニットを搭載したカリフォルニアTをジュネーブ・モーターショーで発表した。

現行のカリフォルニアに変わるモデルとなるカルフォルニアTは、552bhp/7500rpm、77.0kg-mのパワー、トルクを発揮する3.8ℓV8ツイン・ターボ・ユニットを搭載する。パフォーマンスは、0-100km/h加速が3.6秒、トップスピードは315km/h。しかも、燃費は前モデルよりも15%向上した9.6km/ℓに向上している。また、アイドリング・ストップの採用で、CO2排出量も270g/kmから250g/kmに工場している。

新しいカルフォルニアTは、アップグレードされたクランクシャフトと、フェラーリによれば更にたくましくなったサウンドを奏でるエグゾースト・マニフォールドを持つ。スパイ・カメラマンによれば、実際に新しいカルフォルニアTのサウンドが、現行モデルよりも大きかったとコメントしている。

また、カルフォルニアTには、100km/hから34mで停止が可能な新しいカーボン・セラミック・ブレーキと、アップグレードされたサスペンション・セットアップが与えられている。特にサスペンションは新しいスプリングとマグネライド・ダンパーにより、前世代よりも50%速く対応するという。

また、快適なドライブのために、ハンドリングにも改良が施された。ステアリング・セットアップは、とりわけレスポンスの改善がなされている。

オプションのライトウエイト・エクイップメント装着時で、ボディ・ウエイトは1625kgだ。

スタイリングは、F12やFFからインスピレーションを受けたものだが、寸法は前世代と変わりない。リア・ディフューザーも新しくなったほか、そのサイド・シルエットにも改良が施された。フェラーリでは、そのサイドのスタイルは1950年台250テスタロッサに影響を受けたデザインになっているという。

また、ハードトップのオープン・ルーフは、前世代と同様に14秒で開閉する。

インテリアもアップグレードされている。新しい本革が使われ、6.5インチのインフォテーメント・システムには、エンジン・データを表示するターボ・パフォーマンス・エンジニアも採用された。また、レース・モードとラウンチ・コントロール・ボタンも標準で装備される。

カリフォルニアTは、ジュネーブ・モーターショーでの発表後、すぐに予約を受け付けるが、最初のモデルのデリバリーは9月頃になる予定。また、すぐに来年納車のなってしまうことが予想される。

カリフォルニアTの3.8ℓのV8ツインターボ・エンジンは、昨年9月にルカ・ディ・モンテゼモーロが発表した新しい5カ年計画に含まれていたものだ。フェラーリは、新しいモデルとエンジンの開発のために2018年までに€20億(2,800億円)の投資をすると発表している。

ちなみに、今回カリフォルニアTに搭載されるエンジンは、マセラティ・クアトロポルテやギブリに搭載されているものとベースは同じだが、排気量は3799ccから3855ccにスケール・アップされ、パワーも523bhpから552bhpに、トルクも72.4kg-mから77.0kg-mにアップされている。また、アイドリング・ストップを採用したことなどから、マセラティのCO2排出量が274g/kmであるのに対し、250g.kmと向上している。また、フラット・プレーン・クランクをフェラーリ・バージョンのエンジンに採用したのも、パフォーマンスが向上した一因だという。

フェラーリのターボ・モデルは1987年のF40が最後だ。また、過去に遡ると、208GTB、288GTO、328のバリエーションであるGTSターボに搭載されていたことがある。

▶ 2014 ジュネーブ・モーターショー

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