メルセデス・ベンツC250

公開 : 2014.03.11 22:40  更新 : 2017.05.13 12:51

■どんなクルマ?

メルセデス・ベンツCクラスは、その先代モデルよりも大幅な改善を遂げたモデルで、その競争力は格段に進歩しているモデルだ。同時にアップロードした4気筒のディーゼル・ターボを搭載するC250ブルーテックが、英国では最もセールスの高いモデルであるが、2.0ℓ4気筒のターボ付きのガソリン・エンジンを積んだモデルも注目しなければならない。

しかし、英国に限れば、先代の同じガソリン・モデルの売り上げが異常に低かったこともあって、このC250の販売計画がないのが残念なところだ。しかし、英国が例外であって、世界的にみればCクラスの中でも、最も “売れる” モデルになのだ。

■どんな感じ?

エンジンは旧モデルよりも3ps上がった210ps、トルクは4.0kg-mアップして35.7kg-mに、しかもトルク・ピークは800rpmほど低くなっている。これに25kg軽くなったボディと、新しい7速オートマティックと合わせて、0-100km/h加速はBMW 320iよりも1秒速い6.6秒をマークする。

このエンジンは、基本的にはAクラス、Bクラス、CLA、GLAに搭載されるものと同じだが、その搭載方法だけ90°回転させて縦置きとなっている。

ハイウェイ・クルージングでは非常に静かで、メルセデス・ベンツならではのスムーズなラグジュアリーなサルーンの味わいを醸しだしてくれる。本当にドラマチックなパフォーマンスが必要な場合以外、エンジンをフルに回る必要は全くない。ディーゼル・エンジン・ファンであっても、1200rpmから4000rpmの間で35.7kg-mのピーク・トルクを発生するエンジンには不満はないだろう。しかも、燃費は18.9km/ℓ、CO2排出量も123g/kmと、最新の320iよりも良い値を持つ。

ちなみに、われわれがテストしたモデルは、新しいオプションであるエア・サスペンションを装着していた。このオプションは、ロード・ノイズも低く抑えられ、スムーズで落ち着いた乗り心地を提供してくれた。

ステアリングも今回新たに開発された電気機械式のパワー・アシストが付いたものだったが、素晴らしいのひとことに尽きる。オプションの18インチ・ホイールとの組み合わせで、正確で機敏な動きを見せてくれた。

■「買い」か?

残念ながら英国での販売計画はいまのところない。しかし、スタイリッシュなキャビンと、充実の装備は、毎日使うには相応しいメルセデス・ベンツということができる。但し、そのコマンド・インフォテーメント・システムは、非常に複雑なのはいただけない。それのみが、新しいCクラスの唯一の汚点ともいえるだろう。

(グレッグ・ケーブル)

メルセデス・ベンツC250

価格 NA
最高速度 250km/h
0-100km/h加速 6.6秒
燃費 18.9km/ℓ
CO2排出量 123g/km
乾燥重量 1405kg
エンジン 直列4気筒1991ccターボ
最高出力 210ps/5500rpm
最大トルク 35.7kg-m/1200rpm
ギアボックス 7速オートマティック

▶ 海外初試乗 / メルセデス・ベンツC250ブルーテック AMGライン

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