【新旧比較】新型トヨタ・アクア 燃費やサイズ 先代との違いは

公開 : 2021.07.19 13:35  更新 : 2021.10.13 12:12

ヤリス・ハイブリッドと迷った場合は

先代アクアはデビュー時、169万円からというハイブリッド車としては異例の低価格が話題を集めた。

先代最終型でも、181万8300円~212万6300円(GR系やクロスオーバー、特別仕様車は含まない価格)と、ハイブリッド車としては買いやすい価格をキープしていた。

新型トヨタ・アクア(上)とトヨタ・ヤリス(下)
新型トヨタ・アクア(上)とトヨタ・ヤリス(下)    トヨタ

一方の新型は、198万円~259万8000円とやや高値となった印象であるが、全グレードに先進安全装備である「トヨタ・セーフティ・センス」が標準装備となるほか、LEDヘッドライトや7インチモニターのディスプレイオーディオも全グレード標準装備となるため、むしろ実質的な値下げとも言えそうだ。

そしてトヨタのハイブリッド車にはおなじみの装備となったAC100V・1500Wのアクセサリーコンセントに加え、非常時に外部給電をすることができるシステムも標準装備。

これはガソリンが満タンの状態であれば、一般的な家庭5日分の電力を供給できるというもので、有事の際に心強い存在になることは間違いない。

また、オプション設定とはなるが、駐車補助機能のトヨタチームメイト「アドバンストパーク」や、ブラインドスポットモニターも用意される。

クラスを超えた充実装備が備わっているという印象となっている。

そのため、同クラスにヤリス・ハイブリッドが存在してはいるものの、より先進的なハイブリッド車が欲しい人はアクアへ、スタンダードなハイブリッドコンパクトが欲しい人はヤリスへと、うまくキャラクター分けができていると考える。

記事に関わった人々

  • 小鮒康一

    Koichi Kobuna

    1979年生まれ。幼少のころに再放送されていた「西部警察」によってクルマに目覚めるも、学生時代はクルマと無縁の生活を送る。免許取得後にその想いが再燃し、気づけば旧車からEV、軽自動車まで幅広い車種を所有することに。どちらかというとヘンテコなクルマを愛し、最近では格安車を拾ってきてはそれなりに仕上げることに歓びを見出した、尿酸値高い系男子。

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