【現代のバイクライフ】注目すべき電動バイク 6選 スタイルに合わせて選べるベストモデル

公開 : 2021.08.13 18:05

電動バイク市場も賑やかになってきました。ライフスタイルや趣味に合わせて選べる最高のモデルを紹介します。

バイクブームの今こそ注目したい

text:John Hogan(ジョン・ホーガン)
translator:Takuya Hayashi(林 汰久也)

電動バイクは、電気自動車(EV)と同じくらい長い歴史を持っている。そして、今になってようやく注目を集め始めた。現在、既存の大手メーカーと同じくらい多くの新ブランドが、市場への参入を目指してバイクを開発している。

今回紹介する電動バイクの価格は3499ポンド(約50万円)から2万8995ポンド(約440万円)と幅広く、出力も5psから200ps、航続距離は80kmから400km以上と多種多様だ。あらゆるニーズに応えるだけの製品が揃いつつあることは確かだ。

車種は増え続けているが、重量やサイズ、充電時間などの課題は電気自動車と同じ。
車種は増え続けているが、重量やサイズ、充電時間などの課題は電気自動車と同じ。

この記事では、現在世界で販売されている電動バイクの中から6つのベストモデルを紹介するとともに、間もなく発売見込みのエキサイティングなモデルも取り上げたい。

1. ハーレー・ダビッドソン・ライブワイヤー

価格:349万3600円
出力:75kw/100ps
航続距離:235km
急速充電時間:1時間

ハーレー・ダビッドソンの画期的な新モデル、ライブワイヤーは、電動バイクとしても一般的なオートバイとしても質が高い。ブレンボ製のブレーキとショーワ製のサスペンションが255kgの重量をうまくこなしている。動力源が何であれ、これまでに作られたハーレーの中で最もダイナミックなバイクであると感じる。

ハーレー・ダビッドソン・ライブワイヤー
ハーレー・ダビッドソン・ライブワイヤー

ガソリンVツインの感覚を再現したパルスにより、足の間で車体がわずかに揺れるような感じが気に入っている。また、高速道路で追い越しを行う際の中速からのパンチ力も良い。最高速度が185km/hでは物足りないと思うかもしれないが、一度乗ってみれば納得できるはずだ。ライブワイヤーは、乗っているだけで本当に楽しい。

もし購入を検討しているなら、もう少し待った方がいいかもしれない。米国では最近、価格が30%値下げされて2万1999ドル(約240万円)になったばかりだ。日本仕様にこの価格が導入されるかどうかは定かではないが、待ってみる価値はあるだろう。

2. ゼロSR/S

価格:1万9590ポンド(約300万円)
出力:82kw/110ps
航続距離:210km
急速充電時間:2時間半

ゼロは2006年から電動バイクを製造しており、市場のパイオニアとも言われている。2020年の世界販売台数は4000台と、それほどインパクトのある数字ではないが、今年は大幅に増加することが期待される。

ゼロSR/S
ゼロSR/S

ゼロSR/Sは、ライブワイヤーよりパワーがあるが、ダイナミックさやタッチの洗練さには欠けている。フルフェアリング(カウル)に覆われ、ネイキッドのSR/Fと比較しても風に対するストレスは少なく、見た目もかなりスマートだ。加速性能はどちらも同じようなレベルで期待できる。

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