UK編集部絶賛! 小さな個性派『スズキ・イグニス』 意外と悪路を走れるクロスオーバー【UK中古車ガイド】
公開 : 2026.02.16 18:05
小さく好燃費で壊れにくいスズキのクロスオーバー、イグニス 想像以上に楽しい運転 意外に優れる悪路の走破性 小改良で洗練性と快適性が向上 UK編集部が中古車で魅力を再確認
もくじ
ー小さく好燃費で壊れにくい 想像以上に楽しい運転
ー意外な悪路の走破性 洗練性と快適性を小改良
ー新車時代のAUTOCARの評価は?
ーオーナーの意見を聞いてみる
ー購入時に気をつけたいポイント
ー英国ではいくら払うべき?
小さく好燃費で壊れにくい 想像以上に楽しい運転
小さく燃費が良く、壊れにくい。スズキのクルマの特徴といえる。更にイグニスは流行りのクロスオーバーで、四輪駆動も選べ、見た目と走りも悪くなかった。前輪駆動の中古車なら、今の英国では5000ポンド(約105万円)以下で探せる。喜ばしい。
この価格帯のイグニスに載るエンジンは、1.2L 4気筒ガソリンの自然吸気で、90psと12.1kg-mを発揮する。0-100km/h加速は11.1秒と誇れる数字ではないが、実際に運転してみればパワーは充分。コクコク決まる5速MTを活用すれば、活発に走り回れる。

少し予算を増やせば、かなりマイルドだが、ハイブリッドも選べる。スターター・ジェネレーターが1.2Lエンジンをアシストし、動力性能や燃費も若干だが良い。CO2の排出量が100g/kmを切るため、英国では税金も安い。
855kgと車重は軽く、短いボディの四隅にタイヤが位置し、優れたグリップ力と敏捷性を叶えている。ステアリングに伝わる感触は少なく、ボディロールが大きく、深い一体感に浸れるわけではないが、運転は想像以上に楽しい。
意外な悪路の走破性 洗練性と快適性を小改良
乗り心地は、ツギハギの多い市街地では細かな揺れが多め。それでも速度が増せば、凹凸をしなやかに受け流してくれる。最低地上高が高く、四輪駆動版では驚くような悪路の走破性も秘めている。岩場を余裕で駆け上る、ジムニーには及ばないとしても。
内装は、お手頃な価格を表すように質素。プラスチックが露出し、素材も高級感には乏しい。とはいえ、ミドルグレード以上を選べば、タッチモニターやバックカメラなど装備は充実。荷室は狭いが、大人4名が座れる乗員空間を備える。

発売は2016年で、2020年にフェイスリフト。SUV感を強めた見た目を獲得し、内装もアップデートされている。英国仕様のパワートレインは、電動アシストの能力を高めたマイルド・ハイブリッドへ一本化。燃費は、24.0km/L前後を現実的に得られる。
改良版の中古車は1万ポンド(約210万円)ほどするが、洗練性と快適性は向上している。もっとも、フェイスリフト前でも良く走る楽しいスズキなことに、変わりはない。
新車時代のAUTOCARの評価は?
客観的に見れば、イグニスは風変わりな小型車。フォルクスワーゲン・ポロの方が、賢明な選択といえる。それでも、筆者はイグニスで構わない。少し古風なところも、特徴の1つ。走りから思い浮かぶ言葉は、「爽快」や「誠実」だ。(2017年2月22日)







































































































































