「インテグラ」20年ぶり新型 アキュラが発表 VTEC×MT 3万ドル前後

公開 : 2021.11.12 11:15  更新 : 2021.11.12 11:50

20年ぶりに「インテグラ」の発表。通算5代目にあたり、1.5L VTECにMTを組み合わせ3万ドル前後です。

20年ぶりの「インテグラ」発表

ホンダの北米ブランド「アキュラ」は新型インテグラを発表した。

発表時のボディカラーは「インディ・イエロー・パール」と呼ばれるもので、NSXと共通となる。

アキュラ・インテグラ。「インテグラ」の名乗るモデルとしては、2001年発表の4代目以来20年ぶり。
アキュラ・インテグラ。「インテグラ」の名乗るモデルとしては、2001年発表の4代目以来20年ぶり。    アキュラ

モデルイヤーは2023年と表記され、2022年にはアキュラのディーラに並ぶ予定だという。価格は3万ドル(343万円)前後となる。

インテグラについて「プレミアム・スポーツ・コンパクト」と表現する。運転する楽しさを強調しつつ、5ドアデザインにより実用性も推す。

「もちろん」VTEC採用と発表

高出力の1.5L VTECエンジンには、6速マニュアル・トランスミッションを組み合わせる。リミテッドスリップデフも採用しているという。

またVTEC採用については「of course」という言葉が添えられる。メーカーが発表するこの手のリリースとしては珍しい。

新型インテグラは、これまで同様クーペ調の外観となった。現時点では5ドアのみしか発表されていない。
新型インテグラは、これまで同様クーペ調の外観となった。現時点では5ドアのみしか発表されていない。    アキュラ

デザインは日本 生産はオハイオ州

デザインは日本国内でおこなわれたという。クーペデザインは従来型を強く意識したもので前後バンパーにはトレードマークともいえる「INTEGRA」の彫り込みが見える。

生産は2022年よりアメリカはオハイオ州、メアリーズビル工場でおこなわれる。セダン型のアキュラTLXと同じ工場である。

新型インテグラのデザインは日本国内でおこなわれた。生産は2022年よりメアリーズビル工場でおこなわれる。
新型インテグラのデザインは日本国内でおこなわれた。生産は2022年よりメアリーズビル工場でおこなわれる。

さらなる詳細については、2022年前半に発表するという。

記事に関わった人々

  • 執筆

    上野太朗

    Taro Ueno

    1991年生まれ。親が買ってくれた玩具はミニカー、ゲームはレース系、書籍は自動車関連、週末は父のサーキット走行のタイム計測というエリート・コース(?)を歩む。学生時代はボルボ940→アルファ・スパイダー(916)→トヨタ86→アルファ156→マツダ・ロードスター(NC)→VWゴルフGTIにありったけのお金を溶かす。ある日突然、編集長から「遊びにこない?」の電話。現職に至る。

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