セグウェイ・ジャパン、公道仕様「電動キックスクーター」発売 法⼈向けに

公開 : 2022.06.08 10:25

セグウェイ・ジャパンは、シェアリング事業用電動キックスクーター「マックス・プラス」公道仕様版を発売します。

シェアリング専用モデル

セグウェイ・ジャパンは、公道走行可能な保安器具を備えたシェアリング事業用電動キックスクーター「マックス・プラス(公道仕様版)」の販売を開始した。

このモデルは、20km/h未満で走行可能。シェアリング事業用の機材として日本で独自に開発された。

シェアリング事業用電動キックスクーター「マックス・プラス(公道仕様版)」
シェアリング事業用電動キックスクーター「マックス・プラス(公道仕様版)」    セグウェイ・ジャパン

また、現在おこなわれている電動キックスクーターの公道実証実験を実施することを内容とする産業競争力強化法に基づく新事業活動で求められる基準に準拠したモデルとなっている。

新モデルは、レトロ可愛らしさのある方向指示器をハンドルバーエンドに配置、前後からでも高い視認性を確保。警音器は方向指示器内に内蔵しシンプルな仕様とした。さらに、ケーブルレスでいたずら防止につながる。

さらに、この「マックス・プラス」は、シェアリング専用モデルとして高い耐久性と日々の現場オペレーターの作業を減らす工夫がなされている。

IoTを備え、インターネット環境に接続された機材として「キックスクーターによる自由な移動の実現」、簡単な課金決済システムでレンタル利用出来る「利便性」、動態管理やジオフェンスや利用者情報の取得による違法行為抑止といった「公共性」を付加したサービスを、機材のハードウェアの導入のみならず、ソフトウェア(ユーザーアプリ、管理アプリ、管理ダッシュボード)も一緒に利用可能となっている。

これまで私有地内に限られていた使用用途を広げ、地方自治体やリゾートホテルなどの観光業、大学や企業のキャンパスにおける移動ツールとして販売活動をおこない、少ない台数からでもすぐに事業を開始できるプラットフォームを提供出来るという。

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    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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