ジャガー新型『タイプ01』、10月にニューヨークで正式発表予定 象徴的な1000psのラグジュアリー電動GT

公開 : 2026.06.26 07:05

ジャガーは今年10月にニューヨークで新型『タイプ01』を公開すると発表しました。コンセプトカーの発表から約2年を経て、量産モデルがついに米国でお披露目されます。先日、モナコではデモ走行も行われました。

ついに量産モデルがお披露目へ

ジャガーは、ブランド再生の象徴となる新型電動GT『タイプ01(Type 01)』の発表日時と場所を明らかにした。

先日開催された同社の投資家向け説明会において、ジャガー・ランドローバー(JLR)の最高商務責任者レナード・ホーニック氏は、タイプ01の発表会が10月にニューヨークで行われると伝えた。

モナコでデモ走行を行ったジャガー・タイプ01のプロトタイプ
モナコでデモ走行を行ったジャガー・タイプ01のプロトタイプ    ジャガー

「非常に、非常に特別な方法でこのクルマを発表する予定です」とホーニック氏は述べたが、詳細については言及しなかった。

昨年コンセプトカーを初公開したのもマイアミだった。排出ガス規制の緩和や、ブランド再生に対する一部の評論家からの批判があるにもかかわらず、再び米国を発表の地に選んだことから、JLRが米国をタイプ01の主要市場と見なしていることがわかる。

JLRは最近、これまでEV専用だったEMAプラットフォーム(レンジローバー・イヴォークやヴェラールの後継モデルに採用予定)にハイブリッドモデルを追加することを決めたが、ジャガーに関しては電動化を維持する意向を改めて表明した。

「そう主張する理由は、ジャガーに求めているようなパフォーマンス特性は、電動パワートレインを通じてのみ実現できるからです」と、同社CEOのP・B・バラジ氏は投資家向け説明会で述べた。

新時代の幕開けを象徴するEV

最高出力1000psを超えるタイプ01は、高級EVメーカーとして新たな時代を切り拓くジャガーの象徴となる。コンセプトカーは『タイプ00』と呼ばれ、社内コードネーム『X900』でも知られていた。

同社によれば、タイプ01という名称には3つの重要な要素が込められているという。

モナコでデモ走行を披露したジャガー・タイプ01のプロトタイプ
モナコでデモ走行を披露したジャガー・タイプ01のプロトタイプ    ジャガー

まず、「タイプ」という接頭辞は、1951年のル・マン24時間耐久レースで優勝した『Cタイプ』から始まり、『Dタイプ』、『Eタイプ』、『Fタイプ』と続く歴代モデルからの伝統を継承していることを表す。

これらのモデルは「力強い走りと洗練されて落ち着いた乗り心地を兼ね備えている」ことが特徴で、ジャガーは新型EVにもこうした特性を引き継ごうとしている。

一方、「0」はゼロ・エミッションのパワートレインを、「1」は「新時代の幕開け」を意味している。

先月モナコで開催されたフォーミュラEレースに先立ち、カモフラージュを施されたプロトタイプがサーキットに登場し、デモンストレーションが行われた。同車には先日、スウェーデンでAUTOCAR UK編集部が試乗している。

記事に関わった人々

  • 執筆

    フェリックス・ペイジ

    Felix Page

    役職:副編集長
    AUTOCARの若手の副編集長で、大学卒業後、2018年にAUTOCARの一員となる。ウェブサイトの見出し作成や自動車メーカー経営陣へのインタビュー、新型車の試乗などと同様に、印刷所への入稿に頭を悩ませている。これまで運転した中で最高のクルマは、良心的な価格設定のダチア・ジョガー。ただ、今後の人生で1台しか乗れないとしたら、BMW M3ツーリングを選ぶ。
  • 執筆

    ニック・ギブス

    Nick Gibbs

    英国編集部ビジネス担当記者
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

関連テーマ

おすすめ記事