「無限ステップワゴン」に注目 新型スパーダ・プレミアムラインを、大胆にカスタム

公開 : 2022.06.11 17:05  更新 : 2022.06.11 17:05

「無限ステップワゴン」の実車をご覧ください。新型ホンダ・ステップワゴンは、すでに1.8万台を受注。無限のパーツでどのように姿を変えるのでしょう?

フロントの無限パーツをチェック

5月末に発売された新型ホンダステップワゴンの無限バージョンを撮影することができた。

新型ステップワゴンは、5月時点で約1.8万台を受注。エア、スパーダともにシンプルな面構成のデザインが話題となっている。

無限ステップワゴン(スパーダ・プレミアムラインe:HEV/プラチナホワイトパール)
無限ステップワゴン(スパーダ・プレミアムラインe:HEV/プラチナホワイトパール)    宮澤佳久

初期のオーダーは、スパーダ系が7割を超えるという人気ぶりだ。

撮影したのは、そのスパーダの上位グレードとなる「スパーダ・プレミアムラインe:HEV」をベースに、無限(株式会社Mテック)のパーツを多数搭載した「無限ステップワゴン」と呼ばれるデモカー。

重厚感をテーマにしたと思われるスタイリングを細かく確認していこう。

フロントフェイスは、鼻先をブラックアウトさせたフロントグリルガーニッシュ(4万9500円)によって精悍な顔立ちに。

本家のスパーダではグリルにドット状のアクセントが並んでいるが、こちらはツヤ有りブラック塗装を強調するクリーンな意匠。無限エンブレムが装着されてアイテム性も高い。

ワイド感を強調するフロントのアンダースポイラー(写真はカラード仕上げ:9万3500円)は、アルミホイールMDW(5万2800円/本)との相性がいい。10本スポークであるが、リムに向けてツインスポークになるのでサイズが一層大きく見える。

e:HEVだってスポーツサイレンサー

ボディサイドとリアビューはスポーティな印象。

パネルタイプのサイドガーニッシュ(カラード仕上げ:13万2000円)は、新型ステップワゴンにボリューム感を与えている。標準品のサイドスポイラーより約20mmダウンとなるので、見た目の変化も大きい。

無限ステップワゴン(スパーダ・プレミアムラインe:HEV/プラチナホワイトパール)
無限ステップワゴン(スパーダ・プレミアムラインe:HEV/プラチナホワイトパール)    宮澤佳久

リアは、ステンレス製のスポーツサイレンサー(e:HEV用:20万3500円)のチタン製デュアルフィニッシャーが視線を集める。無限らしい迫力のあるサウンドを奏でるという。

これを装着するのに必要なのが、同時装着用のアンダースポイラー(カラード仕上げ:8万2500円)。ブラック塗装の部分はディフューザー形状になっており、標準装着のリアバンパーより約40mmダウンとなるデザインが魅力だ。

ドアミラーカバー、ドアハンドルプロテクター、スポーツマット、スポーツラゲッジマット、スカッフプレートなども撮ることができたが、大胆な色使いと「無限 MUGEN」のロゴで存在感を高めている。

内外装に多数装着された無限パーツは総額122万2650円。車両価格と合わせると合計506万9350円に達するこだわりの1台だ。

記事に関わった人々

  • 撮影

    宮澤佳久

    Yoshihisa Miyazawa

    1963年生まれ。日大芸術学部写真学科を卒業後、スタジオ、個人写真家の助手を経て、1989年に独立。人物撮影を中心に、雑誌/広告/カタログ/ウェブ媒体などで撮影。大のクルマ好きでありながら、仕事柄、荷物が多く積める実用車ばかり乗り継いできた。遅咲きデビューの自動車専門誌。多様な被写体を撮ってきた経験を活かしつつ、老体に鞭を打ち日々奮闘中。
  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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