ランクルやディフェンダーに対抗 BYDがタフな外観の大型SUV『Ti7』英国発売 新開発のプラグインハイブリッド採用

公開 : 2026.08.06 11:45

BYDの英国部門は新たなフラッグシップモデルとして『Ti7』の販売を開始しました。合計出力407psのプラグインハイブリッド車で、タフな外観はディフェンダーやランドクルーザーのようなオフロード車を彷彿とさせます。

1.5Lのプラグインハイブリッド

BYDは、新型SUV『Ti7』を英国で発売した。オフロードを意識したBYD最大のモデルで、価格は4万7995ポンド(約1010万円)からとなっている。

ライバルであるランドローバーディフェンダーの110および130モデルの中間に位置するサイズで、価格帯としてはディフェンダーやメルセデス・ベンツGLCBMW X3よりも抑えた設定となっている。

BYD Ti7
BYD Ti7    BYD

新型Ti7は、BYDが新たに開発した「DM-p」と呼ばれるプラグインハイブリッド・パワートレインを採用している。ターボチャージャー付き1.5Lガソリンエンジン、2基の電気モーター(前後に1基ずつ)、および35.6kWhのLFPバッテリーを組み合わせたものだ。

合計出力407psを発生し、0-100km/h加速は4.8秒、電気のみでの航続距離は120kmとされる。

厚みのある力強いスタイリングは、ディフェンダーやトヨタランドクルーザーといった伝統的なオフロード車を彷彿とさせる。エッジの利いたボディと、トランクに装着されたスペアタイヤホルダーが特徴的だ。

オフロード性能を必要としない人にも

Ti7は、英国ではBYDブランドとして販売される。今年後半には、高級車ブランドのデンツァ(騰勢)からも一回り小型の『バオ5』が投入される予定だ。

本場の中国では、バオ5とTi7はいずれも、BYDの若年層向け高級車ブランドであるファンチェンバオ(方城宝)から販売されている。

BYD Ti7
BYD Ti7    BYD

Ti7がデンツァブランドから販売されない理由について、BYD UKの広報担当者はAUTOCARに対し、ボディ・オン・フレーム構造のバオ5はオフロード車として構想されたが、モノコック構造のTi7は必ずしもオフロード性能を必要としない購入者を対象としているためだと説明した。

中国仕様のTi7には、BYDの急速充電技術「フラッシュ」に対応したバッテリーEV版も用意されており、最大1500kWの充電が可能だ。

BYDは今年、英国内で300基の急速充電ネットワークを整備する予定だ。

Ti7の英国での納車は1月から開始される。

記事に関わった人々

  • 執筆

    チャーリー・マーティン

    Charlie Martin

    役職:編集アシスタント
    2022年よりAUTOCARに加わり、ニュースデスクの一員として、新車発表や業界イベントの報道において重要な役割を担っている。印刷版やオンライン版の記事を執筆し、暇さえあればフィアット・パンダ100HP の故障について愚痴をこぼしている。産業界や社会問題に関するテーマを得意とする。これまで運転した中で最高のクルマはアルピーヌ A110 GTだが、自分には手が出せない価格であることが唯一の不満。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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