社会人1年目、ポルシェを買う。

2021.07.28

【社会人1年目、ポルシェを買う。】第134話:練習号(ロードスター)にロールケージ。

伺ったのは、あの会社

朝7時に家を出て向かったのは桶川市。
埼玉県の中東部の倉庫が立ち並ぶ地域だ。
「サイトウロールケージ」というと
「なるほどね」という方も多いだろう。
1本1本手曲げのロールケージを制作し、
全国から「作品」を求めて人が来る。

僕も前からその存在は知っていたが
しかしながら、なかなかご縁がなく
ロードスターを探して始めた時から
ファクトリーに伺うことを夢見た。

74歳と68歳の兄弟創業者とそのご子息が
サイトウロールケージの心臓部だ。

用意するロールケージの型は300車種分。
それだけでも凄い数字だけれど、
一部人気車種はさらに改良が施される。
ロードスター(NB型)も例外ではなく
ヘルメットを付けた状態での乗降性や
ペダルワークの自由度が改善されている。

3次元方向に複雑に曲げられた鉄パイプ。
見るだけで圧倒される。
アートとも言えよう。

記事に関わった人々

  • 上野太朗

    Taro Ueno

    1991年生まれ。親が買ってくれた玩具はミニカー、ゲームはレース系、書籍は自動車関連、週末は父のサーキット走行のタイム計測というエリート・コース(?)を歩む。学生時代はボルボ940→アルファ・スパイダー(916)→トヨタ86→アルファ156→マツダ・ロードスター(NC)→VWゴルフGTIにありったけのお金を溶かす。ある日突然、編集長から「遊びにこない?」の電話。現職に至る。
 
 

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