社会人1年目、ポルシェを買う。

2021.12.10

「社会人1年目、ポルシェを買う。」の上野太朗です。シャカヨン号から盛大な白煙。不安になってきました。

【社会人1年目、ポルシェを買う。】第145話:スタッドボルトが折れていたとしたら。

総走行距離20万km到達の翌日。
お誘いいただいたツーリングの最中
盛大な白煙をあげて、緊急停車。

そこから「シンリュウ」まで
東京海上日動の保険を利用して
レッカー輸送していただいた。

ここまでは前回のとおり。

不安になるだけなので、
いろいろ調べたりせずに
どっしりと構えて待っていれば良いのに
でもやっぱりいろいろ調べると出てくる。

ポルシェ911+白煙+オイル漏れなどで
グーグル検索してみると、
AUTOCARスペシャルショップの記事が
いくつか出てくる。

次に目に飛び込んでくるキーワードは
往々にして「スタッドボルト 折れ」だ。

いってみれば、
今の僕にとって、
というか一部空冷ポルシェ所有者にとって
恐怖のキーワードといってもいいだろう。

以下、引用。

—–
スタッドボルト折れ、定番です。

空冷ポルシェは、長いスタッドボルトがクランクケースから伸びています。

このスタッドボルトにシリンダー/シリンダーヘッド/カムキャリアが共締めされている構造になってます。

当然規定トルクで締め付けてあります。

したがってボルトにはテンションが掛かっていて、金属の性質上伸びています。

そこにエンジンをかければ熱で温度が上がり、エンジンを切れば外気で温度が下がり……。

これを繰り返しているうちに、ボルトの弾性が無くなり、金属疲労でついには破断してしまいます。
—–

いつかは再び
エンジンをオーバーホールしてほしい。
ただし、いまではない……なさすぎる。

そっとスマホを閉じて、
シンリュウ箭内(やない)さんからの
ご連絡を待つことにします。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    上野太朗

    Taro Ueno

    1991年生まれ。親が買ってくれた玩具はミニカー、ゲームはレース系、書籍は自動車関連、週末は父のサーキット走行のタイム計測というエリート・コース(?)を歩む。学生時代はボルボ940→アルファ・スパイダー(916)→トヨタ86→アルファ156→マツダ・ロードスター(NC)→VWゴルフGTIにありったけのお金を溶かす。ある日突然、編集長から「遊びにこない?」の電話。現職に至る。

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