クルマ漬けの毎日から

2025.04.06

スズキ・スイフトに乗ってグッドウッドへ【クロプリー編集長コラム】

火曜日午後:ゴードン・マレー

昼食後、ゴードン・マレーに偶然出会った。グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでは毎年、会場の中央に大型モニュメントが建てられるが、今年はマレーがカーデザインと開発をスタートして60周年を迎えることを記念して、モニュメントがつくられるという。

毎年初夏に開催されるグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード。グッドウッド・ハウスの前には、イベントのシンボルとなるモニュメントが建てられる。この画像はロータス60周年をテーマに制作された2012年の作品。2025年はゴードン・マレーのカーデザインと開発60周年を祝してモニュメントがつくられる。

グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードの大型モニュメントのデザインは、芸術家でデザイナーでもあるジェリー・ジューダが20年以上にわたって携わっている。だが、今年はマレー本人が自身のカーデザイン60周年をテーマにペンをとり、ジューダもデザインの最終仕上げ、制作および設置を担当するという。

グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードの終了後には、モニュメントはゴードン・マレー・グループの本社(サリー州ウィンドルシャム)に移設される予定だという。マレーの会社に新たな歴史が刻まれる。

金曜日:まだ返したくない! スズキ・スイフト

長期テストカーのマイルドハイブリッドでマニュアル仕様の「スズキ・スイフト 1.2 マイルドハイブリッド モーション」を担当者に返却する日が来た。まだ返したくないというのが本音だが、やはり返さなければならない。

スイフトの極めてスムーズな1.2Lガソリンエンジンには、ISG(モーター機能付き発電機)が備わっている。だが、このスイフトは単に経済性が高いだけではない。レスポンスがよく、フレキシビリティも高い。それに万能で洗練されてもいる。

交通状況に合わせ、また法定速度を守りながら、可能な限りハードに運転したが、それでも総合燃費は63mpg(22.3km/L)。今回の試乗でも、経済性の高さは証明された。スズキ・スイフトは、だれにでもおすすめしたい1台だ。

記事に関わった人々

  • 執筆

    スティーブ・クロプリー

    Steve Cropley

    役職:編集長
    50年にわたりクルマのテストと執筆に携わり、その半分以上の期間を、1895年創刊の世界最古の自動車専門誌AUTOCARの編集長として過ごしてきた。豪州でジャーナリストとしてのキャリアをスタートさせ、英国に移住してからもさまざまな媒体で活動。自身で創刊した自動車雑誌が出版社の目にとまり、AUTOCARと合流することに。コベントリー大学の客員教授や英国自動車博物館の理事も務める。クルマと自動車業界を愛してやまない。
  • 翻訳

    小島薫

    Kaoru Kojima

    ドイツ自動車メーカーの日本法人に在籍し、オーナーズマニュアルの制作を担当。その後フリーランスで翻訳をはじめる。クルマはハッチバックを10台以上乗り継ぎ、現在はクーペを楽しんでいる。趣味はピアノ。
 
 

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