まだまだ頑張る現役総編集長の奮闘録

2025.11.03

【笹本総編集長コラム】今年のモビリティショーは久々に面白い #JMS2025

今回は行く価値が絶対ある

ホンダでは、新発売となったスポーツクーペ『プレリュード』が、これまでのホンダのデザイン・コンセプトとは大きく異なるすっきりしたデザインで展示されていた。

更にホンダらしいのは、『N-ONE e:』をベースにしたハイパフォーマンス仕様の『スーパーワン・コンセプト』が、かってのシティターボIIブルドックを彷彿とさせるデザインで展示されていたこと。これもマニアの心をシッカリと掴みそうだ。

頑張ってほしい日産では、エルグランドのフルモデルチェンジ版が展示されていた。

嫌みの無いすっきりしたデザインで、アルファード嫌いや、派手さを嫌う堅実派には大いに受けそうであった。

マツダでは、新型CX-5が展示されていた。

あまりのコンサバ感にびっくりしたが、ベストセラーだけにやむを得ないのかと思う。マツダは今のデザイン・コンセプトをぜひ突き進んでほしい。

欧州車で言うと、メルセデス・ベンツのグリルのデザインにはギョッとした。BMWのキドニーのデザインもそうだが、最近のドイツの両メーカーは「一体どうしたの」と思うようなグリルを平気で出してくるのが驚きである。

以上、ざっと印象に残った車種を取り上げてみたが、このほかにも見るべきところはふんだんにあり、今年のモビリティショーに限っては、行く価値は絶対にあると思う。クルマの未来もまだまだ可能性があると思える楽しいショーであった。

記事に関わった人々

  • 執筆

    笹本健次

    Kenji Sasamoto

    1949年生まれ。趣味の出版社ネコ・パブリッシングのファウンダー。2011年9月よりAUTOCAR JAPANの編集長、2024年8月より総編集長を務める。出版業界での長期にわたる豊富な経験を持ち、得意とする分野も自動車のみならず鉄道、モーターサイクルなど多岐にわたる。フェラーリ、ポルシェのファナティックとしても有名。
  • 撮影 / 編集

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。
  • 撮影

    上野和秀

    Kazuhide Ueno

    1955年生まれ。気が付けば干支6ラップ目に突入。ネコ・パブリッシングでスクーデリア編集長を務め、のちにカー・マガジン編集委員を担当。現在はフリーランスのモーター・ジャーナリスト/エディター。1950〜60年代のクラシック・フェラーリとアバルトが得意。個人的にもアバルトを常にガレージに収め、現在はフィアット・アバルトOT1300/124で遊んでいる。
  • 撮影

    山田真人

    Makoto Yamada

    1973年生まれ。アウトドア雑誌編集部からフリーランスカメラマンに転身。小学5年生の時に鉄道写真を撮りに初めての一人旅に出たのがきっかけで、今だにさすらいの旅をするように。無人島から海外リゾート、子どもからメガヨットと幅広い撮影ジャンルを持つ。好きな被写体は動くものと夕陽。

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