これからジャパンモビリティショー2025へ行く方へ!事前に見どころをチェック【会場写真200枚】

公開 : 2025.10.30 11:45

10月31日より一般公開が始まるジャパンモビリティショー2025。ここでは29日に行われたプレスデイ初日に撮影した注目車の写真を見ながら、今回の見どころをチェックしていきたい。篠原政明がガイドする。

南→西→東(もしくは、その逆)がベター

ジャパンモビリティショー(以下、JMS)2025の会場は広い。無計画にお目当てのクルマやブースを探していると、けっこう時間を消費してしまう。そこで、これはどんなショーイベントでも同じかもしれないが、事前に情報を収集してから観に行くことをおすすめしたい。

今回、今までのメイン会場のひとつだった東ホールは1-2-3ホールが大規模改修工事のため使われておらず、4-5-6ホールのみとなっている。

10月31日~11月9日に一般公開されるジャパンモビリティショー2025。
10月31日~11月9日に一般公開されるジャパンモビリティショー2025。    平井大介

主なメーカーのブース位置だけ紹介しておくと、東4-5-6ホールはホンダスズキマツダスバルカワサキヤマハメルセデス・ベンツBYDヒョンデキア三菱ふそう、いすゞ/UDトラックス、日野がズラリと並ぶ。

西1-2ホールは、日産、三菱、BMW/ミニ。そして南1-2ホールはトヨタダイハツレクサスセンチュリーと、まさに『トヨタ館』となっている。

各メーカーのワールドプレミアやコンセプトモデルなどは省略するが、まずは各メーカーのブース位置を把握して、お目当てのクルマをAUTOCAR JAPANで『予習』しておいて、自分なりのルートを作っておくと良いだろう。

ちなみに、動線を考えると南→西→東(もしくは、その逆)の順でルートを考えるのがベターだ。なお、JMSの公式サイトには会場地図もアップされているので、ダウンロードして、それを基にルートを考えると効率的かもしれない。

もっといろいろなクルマが見たい

メーカーの最新モデル以外にも、さまざまなクルマの展示ブースも多く用意されている。

まず、東7ホールではモビリティカルチャープログラムとして、懐かしの名車やモータースポーツ参戦車などがズラリと並ぶ『タイムスリップガレージ』。過去から現在、未来へとつながる、乗りもの起点のカルチャーが楽しめる展示となっている。

東7ホールで開催されている『タイムスリップガレージ』。
東7ホールで開催されている『タイムスリップガレージ』。    山田真人

東棟屋外臨時駐車場では、デモランや同乗走行をはじめ、ファンミーティングなどJMSならではのコンテンツも予定されている。

また、東8ホールは、キャンピングカーがズラリと展示されるキャンピングカーゾーンとなっている。

JMSである意味一番派手なエリアは、南3ホールの『東京スーパーカーデイ2025 in JMS』かもしれない。日本スーパーカー協会が協力企業とともに、約20台のスーパーカーを展示する。10月31日と11月1日は、東京ビッグサイト正面の石と光の広場にもスーパーカーがズラリと展示される。

なお、この石と光の広場では、はたらくクルマや軽トラ市、痛車、旧車など、さまざまなカテゴリーのクルマが日替わりで展示される予定だ。

さらには、南3ホールではJMS開催記念モデルも発売される『トミカ』コーナー。こちらも毎回、子どもからおとなまで絶大な人気を誇るブースだ。

そして2023年も好評だった、職業、社会体験施設『キッザニア』とコラボレーションした『アウトofキッザニアin JMS2025』も開催される。ただし対象は小学1年生から6年生まで(3歳以上の未就学児用プログラムもあり)で、保護者の同伴が必要。また、事前予約が必要なものもあるので、確認しておきたい。

記事に関わった人々

  • 執筆

    篠原政明

    Masaaki Shinohara

    1958年生まれ。某自動車雑誌出版社をめでたく? 卒業し、フリーランスのライター&エディターに。この業界に永くいるおかげで、現在は消滅したものを含めて、日本に導入されている全ブランドのクルマに乗ってきた……はず。クルマ以外の乗りものもけっこう好きで、飛行機や鉄道、さらには軍事モノにも興味があるらしい。RJC会員。
  • 撮影

    山田真人

    Makoto Yamada

    1973年生まれ。アウトドア雑誌編集部からフリーランスカメラマンに転身。小学5年生の時に鉄道写真を撮りに初めての一人旅に出たのがきっかけで、今だにさすらいの旅をするように。無人島から海外リゾート、子どもからメガヨットと幅広い撮影ジャンルを持つ。好きな被写体は動くものと夕陽。
  • 撮影

    上野和秀

    Kazuhide Ueno

    1955年生まれ。気が付けば干支6ラップ目に突入。ネコ・パブリッシングでスクーデリア編集長を務め、のちにカー・マガジン編集委員を担当。現在はフリーランスのモーター・ジャーナリスト/エディター。1950〜60年代のクラシック・フェラーリとアバルトが得意。個人的にもアバルトを常にガレージに収め、現在はフィアット・アバルトOT1300/124で遊んでいる。
  • 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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