Juju(野田樹潤)ブログ

2026.01.15

【Juju(野田樹潤)ブログ】第124話:衝撃的なフォーミュラEの加速! 貴重な経験でした

自分史上最大の加速にびっくり

合同テストの最終日は女性ドライバーのみの走行となっており、ここで私は午前3時間、午後3時間を走ることができました。初めて体験するFEマシンは、何しろ加速が凄い! 最高出力が300kwというだけなら、SF(スーパーフォーミュラ、約405kw)と比べ大した数字ではない。けれど電気モーターはいきなり最高出力が出る感じなので、体感的にはSFを軽く超えています。

特にスタート練習で4駆を試した時は、これまで乗った中で最高レベルの加速を味わうことができました。

20人以上の、あらゆる分野のエンジニアとやり取りしながら進めます。

加速はすごいのですが、でもダウンフォースはSFほどではなく、加速とコーナリングの間隔の違いに最初はかなり戸惑いました。

でもフォーミュラEはエンジニアの数も多いし、彼らのアドバイスがとても的確なので、走らせ方を変えてマシンを学びつつ、ラップタイムを詰めていくことができました。

二駆と四駆が切り替わると、ハンドリングも全然違うものになります。

後日ジャガーTCSレーシングからデータが送られてきました。それによると、F2選手権を経て来季FEに転身する男子選手の初日のタイムと比較して、私は同タイムを記録しており、区間ベストのタイムを合計した場合のタイムはコンマ3秒優っているとの事。また今回の女性テストの内容はそれぞれのチームで異なるので参考にはならず、チーム内での比較が重要だとも記されていました。

レギュラードライバーの方々とも一緒にミーティングに参加。レベルが違う!

ジャガーTCSレーシングのもう1台の車両には、FE経験が豊富な開発ドライバーがステアリングを握っており、さらに2台でテスト内容が違う事、そして習熟を要するマシンであることを考慮すると、予想通りかそれ以上の結果だったとも言ってもらえました。

記事に関わった人々

  • 執筆

    Juju(野田樹潤)

    Juju Noda

    2006年生まれ。3歳でカートを始める。経験を積み、9歳で最年少デビューを果たしたFIA-F4マシンでは11歳で「U-17大会」に出場。2018年にはF3マシンに挑戦し、2020年はデンマークF4参戦デビューウィン。2021年はアメリカF4 USとデンマークF4。2022年は「Wシリーズ」ドライバーオブザイヤーを獲得。2023年に獲得したユーロフォーミュラのウィナー、ZinoxF2000のチャンピオンはいずれも女性初。2024年日本最高峰レースのスーパーフォーミュラに史上最年少、日本人女性初のデビューを果たす。目標は「日本人初の女性F1/フォーミュラEのドライバーになって、チャンピオンになること」。2024年8月、FORBES JAPAN 30 UNDER 30 2024「世界を変える30歳未満」30人に選出された。
 
 

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