清水草一の『大貴族号』と乗り換え試乗!共通点は不人気車【連載:遠藤イヅルのB11型日産サニーカリフォルニア再生&快適化計画 #10】

公開 : 2026.03.13 12:05

イラストレーター兼ライターの遠藤イヅルが、1985(昭和60)年式『日産サニーカリフォルニア』の『再生』と『快適化』をレポートする不定期連載。第10回は、清水草一が連載中の『大貴族号』試乗記をお送りします。

不人気車をお互いに乗り換えてみよう!

こんにちは。イラストレーター兼ライターの遠藤イヅルです。所有中の1985(昭和60)年式『日産サニーカリフォルニア』の『再生』と『快適化』のレポート連載第10回は、いつもと趣向を変え、モータージャーナリスト清水草一氏の愛車、先代マセラティクアトロポルテ『大貴族号』試乗記をお送りします。

清水氏が当サイト(AUTOCAR JAPAN)で連載中の『清水草一の自動車ラスト・ロマン』を楽しみにしている読者も多いでしょう。自分もマイナー車&不人気車乗りとして、氏の考え方や思想には激しく同意。いつも楽しく読んでおりました。

清水草一(右)の愛車、先代クアトロポルテ『大貴族号』を筆者(左)が試乗!
清水草一(右)の愛車、先代クアトロポルテ『大貴族号』を筆者(左)が試乗!    山本佳吾

そんなある日、編集担当のヒライ氏から「清水草一さんが、イヅルさんのフォルクスワーゲン・サンタナに乗りたがっています!」という連絡が入りました。そう、筆者は日産が座間工場で作っていたサンタナも所有しているのです。

清水氏がかつてサンタナに乗っており、こよなく愛しているのは、さまざまな媒体を見て知っていました。そのためひとつ返事でOK! と答えたのは言うまでもありません。さらにお互いの不人気車を『乗り換え』することになりました。

そこで早速、日程や集合場所などの調整を行うことになったのですが、ヒライ氏曰く「サニーカリフォルニアも持っていきたいです!」とのこと。サンタナと同じくマイナーで不人気車の称号を持つ(涙)B11型サニーもぜひに、というのです。さすが清水さん、わかっておられる(感激)。

大貴族号も『不人気車』!

取材当日はヒライ氏にサンタナのステアリングを預け、サニーとサンタナで撮影地へ。清水さんの大貴族号と合流しました。

フェラーリのV8を積んだイタリアンセダン、日本製フラッグシップ・フォルクスワーゲン、そして日産の大衆車という並びは、一見すると関連性がありませんが、『不人気車』というキーワードは共通しています。

日独伊?の不人気車3台が並びました(涙)。
日独伊?の不人気車3台が並びました(涙)。    山本佳吾

なお清水さんがサニーとサンタナに感じた印象は、逐次『清水草一の自動車ラスト・ロマン』にてアップされているので、ぜひぜひご覧くださいませ。

前置きが長くなりましたが、いよいよ大貴族号に試乗です。

5代目マセラティ・クアトロポルテは、ピニンファリーナ在籍時代の奥山清行氏がデザインした流麗なボディに、フェラーリ製4.2リッターV8エンジンを搭載して2004年に登場した、超ラグジュアリーな内装を誇るスーパーセダンです。なのに、前期型は特に人気がありません。

清水氏が購入したクアトロポルテは2007年式の『スポーツGT』です。外装白、内装ボルドーで、トランスミッションは不人気車になった理由のひとつである、『デュオセレクト』というシングルクラッチのセミATを搭載しています。

清水氏が「デュオセレクトでなければならぬ!」と言って(不人気車の)ロマンを貫き、車両本体200万円で探し出してきた個体です。

記事に関わった人々

  • 執筆

    遠藤イヅル

    Izuru Endo

    1971年生まれ。自動車・鉄道系イラストレーター兼ライター。雑誌、WEB媒体でイラストや記事の連載を多く持つ。コピックマーカーで描くアナログイラストを得意とする。実用車や商用車を好み、希少性が高い車種を乗り継ぐ。現在の所有は1987年式日産VWサンタナ、1985年式日産サニーカリフォルニア、2013年式ルノー・ルーテシア。
  • 撮影

    山本佳吾

    Keigo Yamamoto

    1975年大阪生まれ。阪神タイガースと鉄道とラリーが大好物。ちょっとだけ長い大学生活を経てフリーターに。日本初開催のWRC観戦をきっかけにカメラマンとなる。ここ数年はERCや欧州の国内選手権にまで手を出してしまい収拾がつかない模様。ラリー取材ついでの海外乗り鉄旅がもっぱらの楽しみ。格安航空券を見つけることが得意だが飛行機は苦手。
  • 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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