ヒョンデ・エクスペリエンス・センター横浜に12ヵ月点検で入庫(後編)【ヒョンデ・コナ長期レポート#14】

公開 : 2025.06.24 11:05

編集部ではヒョンデ・コナを長期レポート中です。今回のレポートは、12ヵ月点検に相当する車両チェックを行ったというお話、その後編となります。今回はいよいよヒョンデ・エクスペリエンス・センター横浜に入庫です。

入庫はわずか2時間程度

前回はヒョンデを新車で購入した際に付帯するサービスと保証内容を確認した。今回はそのサービスの一環となる、無料の12ヵ月点検を体験したという話になる。

レポート車の初年度登録は2023年10月で、正確には点検の時期ではないが、レポート開始時の走行距離約5000kmに対し、取材時点で約1万4000kmと既に約9000kmを走っており、取材を兼ねて入庫体験をすることにした次第だ。

ヒョンデ・エクスペリエンス・センター横浜に入庫したレポート車のコナ。
ヒョンデ・エクスペリエンス・センター横浜に入庫したレポート車のコナ。    平井大介

そしてヒョンデ・モビリティ・ジャパンの担当者と日程の調整をしていたところ、作業が2時間程度だと知って驚いた。てっきり1日預けることを想像していたからだ。

今回入庫したのは、ヒョンデ・モビリティ・ジャパンの発足直後にオープンした『ヒョンデ・エクスペリエンス・センター横浜』(以下CXC横浜)。ここは商談、販売、整備までをワンストップで行える場所で、先日大阪にも同容の店舗が誕生した。

インターネットを通じて販売する日本でのヒョンデは、全国に提携サービス拠点を展開しているが、顧客とのタッチポイントとして横浜、大阪に試乗もできる体験(=エクスペリエンス)する場所を用意している。

都心にあるカフェのような落ち着いた空間

当日、レポート車のヒョンデ・コナを店舗前に止めると、受付の方がすぐに出てきてたのでクルマを預け、案内されるがまま2階へ。CXC横浜は1階がショールーム、ワークショップ、納車スペース、2階がラウンジ、カフェ、商談スペースといった構成になっていて、試乗はもちろん、サービス技術のトレーニングも行うことができる。

店内は都心にあるカフェのような落ち着いた雰囲気で、お茶だけ飲みにきてもいいかなと思ったほど。カフェメニューは車名にちなんでいて、ダンザニアとルワンダを組み合わせたコーヒー、『アイオニック』を頂いた。

2階はグッズ販売、カフェ、ラウンジなどを併設。ゆったりと作業終了を待つことができる。
2階はグッズ販売、カフェ、ラウンジなどを併設。ゆったりと作業終了を待つことができる。    平井大介

すぐにCXC横浜でサービスアドバイザーを務める鈴木洋一さんがいらして、今回の作業についてご説明頂いた。内容は順不同で以下のようになる。

バッテリー点検/ブレーキ分解&残量測定/タイヤ空気圧調整/下回り、サスペンションアーム類点検/必要に応じてタイヤローテーション、ウォッシャー液と冷却水の補充

これ以外にも例えばエアコンフィルターやワイパーブレードといった消耗品を、有料にはなるが交換することもあるそうだ。

上記作業終了後には洗車と30分の急速充電があり、それらも含めて2時間ほどの作業となる。その間はラウンジでゆったりと過ごすことができ、2階から作業を眺めることもできる。私は取材ということで、近くで作業を見させて頂いた。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影 / 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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