新型スズキ・スペーシア/同カスタム 燃費/価格/内装 これで分かる

公開 : 2017.12.14 11:00

 

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装備

軽初!後退時ブレーキサポート Fガラス投影式HUD

スズキ・スペーシア/スペーシア・カスタム新型

今や常識となりつつある軽自動車の先進安全運転支援機能が、さらに充実化されたのも大きなトピックだ。新型スペーシアに全車標準搭載されるのは、単眼カメラとレーザーレーダーを組み合わせたシステムで、歩行者対応の衝突被害軽減ブレーキ機能を含む「デュアルセンサーブレーキサポート」、ペダルやシフトの操作ミスによる衝突の回避または被害軽減を図る「誤発進抑制機能」、約60km/h〜約100km/hで走行中の車線逸脱を警告する「車線逸脱警報機能」、約60km/h〜約100km/hで走行中の車線内でのふらつきを警告する「ふらつき警報機能」、信号待ちなどで先行車発進を気づかせる「先行車発進お知らせ機能」、前走車や対向車に配慮したハイビーム切替を行う「ハイビームアシスト」を備える。

スズキ・スペーシア/スペーシア・カスタム新型
スズキ・スペーシア/スペーシア・カスタム新型

さらに目玉となる新機能として、軽自動車初となる「後退時ブレーキサポート」と「後方誤発進抑制機能」を追加。これらの機能は、10km/h以下で後退中に、リアバンパーに内蔵された4つの超音波センサーが3m以内の障害物を検知し、システムが作動。衝突回避または被害軽減を図る。この超音波センサーは、リアパーキングセンサーも兼ねており、4段階の異なるブザー音で距離を知らせ、駐車支援も行ってくれる。

スズキ・スペーシア/スペーシア・カスタム新型
スズキ・スペーシア/スペーシア・カスタム新型

新型に採用された新機能は、これだけに留まらない。軽自動車初となる「フロントガラス投影式ヘッドアップディスプレイ」と「全方位モニター用カメラパッケージ」をオプション設定した。「ヘッドアップディスプレイ」は、運転に必要な情報をフロントガラスにカラーで投影し、単眼カメラによる進入禁止の標識認識の表示も行う。もうひとつの新機能である「全方位モニター用カメラパッケージ」は、対応の純正ナビゲーションシステムと同時装着が前提となるが、車両周囲360°を俯瞰映像もしくは3D映像で表示することで、発進時の周囲確認をサポート。さらに前後発進時に左右確認もサポートし、接近する移動物を検知すると、表示とブザーで知らせてくれる。これらは、全車にオプション装着可能だ。

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