伝説の自動車デザイナー、ガンディーニが手掛けた名作 50選(前編) 不朽のミウラからストラトスまで
公開 : 2026.06.21 11:05
イタリア出身の著名な自動車デザイナー、マルチェロ・ガンディーニ氏が手掛けた作品は数知れず。今回はランボルギーニ、マセラティ、フィアットなど、有名なものからあまり知られていないものまで50台紹介します。
もくじ
ー多大なインパクトを遺した巨匠
ーランボルギーニ・ミウラ(1966年)
ーポルシェ911ロードスター(1966年)
ージャガーFT 3.8(1966年)
ーBMW E3(1966年)
ーアルファ・ロメオ・モントリオール(1967年)
ーフィアット125エグゼクティブ(1967年)
ーランボルギーニ・マルツァル(1967年)
ージャガー・ピラーナ(1967年)
ーランボルギーニ・ミウラ・ロードスター(1968年)
ーアルファ・ロメオ・カラボ(1968年)
ーランボルギーニ・エスパーダ(1968年)
ーフィアット128クーペ・ショッピング(1969年)
ーアウトビアンキ・ランナバウト(1969年)
ーランチア・ストラトスHFゼロ(1970年)
ーランボルギーニ・ハラマ(1970年)
ーランチア・ストラトス(1971年)
多大なインパクトを遺した巨匠
伝説的な自動車デザイナー、マルチェロ・ガンディーニ氏は、イタリアを代表する数々の名車をデザインしたほか、イタリア国外のクルマも数多く手掛けてきた。
トリノ出身のガンディーニ氏は、同時代で最も多作で影響力のある自動車デザイナーの1人として知られている。1960年代半ば、デザイン会社の名門ベルトーネに在籍し、ランボルギーニ・ミウラ、ランチア・ストラトス、そしてマラネロで唯一の作品であるフェラーリ308/GT4といったアイコンを生み出した。

2024年に逝去したガンディーニ氏とその偉大な業績に敬意を表し、彼の最も美しい作品を50台紹介する。
ランボルギーニ・ミウラ(1966年)
このモデルについては少し議論の余地がある。なぜなら、ガンディーニ氏がミウラをデザインしたのは、ジョルジェット・ジウジアーロ氏の後任としてベルトーネに在籍していた時期のことだからだ。ジウジアーロ氏はミウラのデザインの一部に自分が関与したと主張しているが、ガンディーニ氏はそれを否定しており、ランボルギーニもその見解に同意している。

ポルシェ911ロードスター(1966年)
このコンセプトカーは、ポルシェの米国カリフォルニア販売代理店を営むジョニー・フォン・ノイマン氏の依頼で製作されたものだ。同氏は2人乗りコンバーチブルに需要があると見込んでいたが、実際にはそうではなかった。1966年のジュネーブ・モーターショーで公開されたものの、反響はほとんどなかったのだ。

ジャガーFT 3.8(1966年)
FT 3.8のベースとなった車両を示唆する視覚的な手がかりはほとんどない。実は、ジャガーSタイプである。
イタリアのジャガー輸入業者フェルッチオ・タルキーニ氏(車名の「FT」の由来)の依頼によるもので、モダンな外観を持つ高級4人乗りクーペを展開する計画だった。しかし、1966年のジュネーブ・モーターショーで公開された後は、ジャガー420のプラットフォームをベースにした車両がもう1台だけ製作されたに過ぎない。

BMW E3(1966年)
1960年代半ば、BMWは破産を回避するために抜本的な変革の真っ只中にあった。最初に登場したのが『ノイ・クラッセ』セダンであり、その上位に位置するのがコードネームE3の『ニュー・シックス』だった。
当初の計画では1.8Lまたは2.0Lの4気筒エンジンを搭載する予定だったが、1968年に生産が開始された時点では、排気量2.5L〜3.3Lの6気筒エンジンが搭載されていた。



























