試乗記

2019.07.03

長期テスト ホンダ・シビック・タイプR(最終回) 扱いやすいオールラウンダー

ホンダ・シビック・タイプR

編集部より

タイプRも今回が最終回。ハイパワーFFながら扱いやすく、先代とは違う守備範囲の広いモデルとして、編集部のみなから高い評価を集めました。個性的な見た目は賛否両論ですが、テスターは気に入ったよう。一方ソフトウェアには改善の余地もありそうです。

もくじ

積算1万6036km 速いだけではないマシン
フラットなフロア エアロパーツが生み出す独特のスタイリング
見た目は良いが問題もあるギアレバー
セッティングが個別に変更できれば
誰にとっても付き合いやすいモデル
テストの記録

積算1万6036km 速いだけではないマシン

これが最後。ホンダ・シビック・タイプRがわたしのもとから離れてしまう。

1万6000km近くを走り、この2.0ℓターボのハッチバックは先代のように、ニュル最速だけを狙うマシンではないことがわかった。オールラウンドで、年中乗れるマシンだったのだ。

シビック・タイプRは現行車種の中で最も過激なFFのホットハッチだ。にもかかわらずこのテストで一番実感したのは、その手のクルマとしては日常生活でことのほか使いやすいマシンだと言うことだ。先代のシビック・タイプRとはまるで別物だ。

先代はモデルサイクル終盤で追加された。どうやらホンダはホットハッチの需要がまだなくなってはいないと気づき、派手なモデルを作ろうとしたらしい。結果できたのは、信じられないほどのニュルのラップタイムを叩き出し、そのためにすべてを捨てたマシンだった。

 
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